06番号を取得する方法とは?クラウドPBXが便利

2025年2月19日クラウドPBX

大阪で事業を営んでいる企業の多くは06で始まる電話番号を使用しています。大阪に事業所を構えていて、電話番号を持っていなかったり06番号以外の番号を使用していたりする企業もあるでしょう。06番号を取得することで、今後のビジネスにおいて有利に働く場面も多いです。

ただ、06番号の取得方法がよく分からない人も多いかもしれません。本記事では06番号を取得する方法やメリットについて解説します。

 

06番号は大阪の市外局番

固定電話の電話番号の数字はハイフンで3つの部分に区切られており、それぞれの部分はきちんと意味を持っています。最初の部分は市外局番を表すもので、06番号は大阪の市外局番です。大阪市と周辺の市町村の企業や公的機関、住宅などで使用されています。大阪市とその周辺の市町村以外では使用できません。

ハイフンで区切られた真ん中の数字は市内局番です。06番号が使用されている地域の中でも、より狭い範囲の地域に区切って割り当てられています。さらに末尾の数字で、同じ市内局番内にある個別の企業や住宅などを区別するという仕組みです。

また、06番号のように市外局番で始まる電話番号は0ABJ型番号といって10桁で構成されています。これに対して携帯電話やIP電話の番号は、0A0番号といって11桁で構成されるものです。

 

大阪の企業が06番号を取得するメリット

大阪の企業の中には、携帯電話やIP電話を業務用として使用しているところも多いです。いずれも06番号よりも簡単に取得できて、取得後のコストも安く済みます。ではなぜ06番号を取得するのが良いのか、大阪の企業が06番号を取得することで得られるメリットについて見ていきましょう。

 

企業の信頼度向上

携帯電話やIP電話で使用する0A0番号だと、地域に関する情報は含まれていません。そのため、電話番号を見て、どこの企業なのか実在するのかと不安を感じてしまう人もいるでしょう。新規の顧客を獲得する上で、携帯電話やIP電話の番号はどうしても不利です。

これに対して06番号など0ABJ型の電話番号は、対象となる地域に事業所を構えてないと取得できません。06番号を使用している企業なら、電話番号を見ただけで大阪市かその周辺の市町村の企業だということが分かります。実在していることが確かでおおよその地域も分かるということで安心できる人は多いです。地元の企業だということで好印象を与えられることもあるでしょう。

 

また、金融機関では固定電話番号の有無をかなり重視する傾向にあります。固定電話番号を持っていないと、融資を受けることが厳しいのが実情です。法人口座の開設も固定電話番号がないとできない場合があります。

大阪で企業として一定の信用を得るには、06番号の取得は必須といえるでしょう。

 

品質の高い通話が可能

IP電話や携帯電話の場合には、通話の際に雑音が入ったり聞こえにくくなったりすることもあるでしょう。その影響で、顧客がストレスを感じてしまうこともあるかもしれません。聞き間違いなどの原因になることもあります。

これに対して、固定電話の番号なら雑音が入るようなことはほとんどありません。総務省が固定電話の通話品質に関して一定の基準を定めているためです。そのため、06番号を使用することが聞き間違いなどのトラブルの防止にもつながります。

 

06番号を自社で利用する方法

大阪の企業が自社で06番号を利用する方法は主に次の3つです。では、それぞれの方法について詳しく見ていきましょう。

 

新規で固定電話を契約する

06番号は大阪の固定電話で使用する電話番号のため、固定電話を新規で契約すれば、同時に06番号も取得できます。

ただし、固定電話を契約するのはIP電話や携帯電話のように簡単にはいきません。オフィスに電話回線を引く必要があります。工事をするのに費用がかかる点に注意が必要です。固定電話を契約していると毎月基本料金が発生します。IP電話と比べるとやや高めという点にも留意しておきましょう。

また、通常の固定電話の場合には1つの電話番号で使用できる電話機は1台のみです。複数の06番号を取得する方法もありますが、連携しての使用はできません。企業で利用するのにはあまり向かないでしょう。

 

ビジネスフォンを利用する

ビジネスフォンとは、PBXという主装置を設置して複数の電話機を使用できるサービスです。一般的な企業で幅広くビジネスフォンが利用されています。ビジネスフォンを利用していれば、会社の代表番号と各部署の電話の使い分けや内線通話なども可能です。大阪にオフィスがあるなら契約時に06番号も取得できます。

ただし、ビジネスフォンを導入する際にはPBXを設置するのに多額の費用がかかります。PBXそのものが高額で工事もしなければなりません。申し込みをしてから実際に利用できるようになるまで時間もかかります。設置後にも定期的なメンテナンスが必要です。

規模があまり大きくない企業だと、ビジネスフォンを導入するのはコスト面で厳しいこともあるかもしれません。

 

クラウドPBXで電話番号を取得する

クラウドPBXもビジネスフォンのようにPBXを使用して複数の電話機を使用できます。しかし、ビジネスフォンとは異なり、オフィス内にPBXを設置する必要はありません。クラウド上にPBXが用意されており、インターネット回線を通じてアクセスして使用する仕組みです。そのため、PBXのメンテナンスは必要ありません。

クラウドPBXを導入する際には、固定電話の番号を使用することもIP電話の番号を使用することもできます。ビジネスフォンの場合と同様に、導入時に新規での取得が可能で、大阪の企業なら06番号です。

また、クラウドPBXではIP電話機やスマホ、PCなどを電話機として使用できます。

 

コストを抑えて便利に06番号を利用できるのは?

企業が06番号を取得する方法の中で、もっともおすすめなのはクラウドPBXの利用です。クラウドPBXなら、PBXがクラウド上にあるため、利用場所がオフィス内に限定されることはありません。

インターネットにさえ接続できれば、どこからでもオフィスの電話番号で発着信できます。営業で外出中の担当者に顧客から電話がかかってきたときなどには、そのまま取り次ぎできるため便利です。テレワークをしている社員にかかってきた電話も取り次ぎできます。

電話機として使用している端末同士での内線通話も可能です。もちろん場所は問いません。オフィスにいる社員と営業で外出中の社員やテレワークで自宅にいる社員が内線通話することも可能です。

また、PBXをオフィスに設置せずに済むため、通常のビジネスフォンとは異なり多額の初期費用がかかることはありません。PBXのメンテナンス費用もかからないため、コストが抑えられます。

 

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まとめ

06番号は大阪やその周辺の市町村の固定電話で使用できる電話番号です。06番号を使用している企業なら、電話番号だけで大阪の企業だということが分かってもらえます。固定電話を持っているということで信用につながることも多いのです。

06番号を取得する方法は、固定電話の新規契約やビジネスフォンの導入、クラウドPBXの導入などがあります。このうち企業にもっともおすすめなのはクラウドPBXです。利便性が高く、コストを抑えた上で06番号を取得できるため、ぜひ検討してみましょう。