06電話番号とは?どこから?着信があったときの対処方法

2025年5月9日ビジネスフォン

着信があったときには、どこからなのかとナンバーディスプレイを見て確認してから出るでしょう。知らない番号でも、自分の自宅や勤務先と同じ地域の市外局番など普段よく見かける番号なら出てみる人も多いです。

反対に普段はあまり見かけない電話番号から着信があると、不審に感じてしまうこともあるかもしれません。06で始まる電話番号から着信があり、どうするか迷った経験のある人も多いでしょう。

本記事では06電話番号について、どこから発信されているのか、着信があったときの対処法や取得方法などを中心に解説していきます。

 

電話番号の06は市外局番

電話番号のほとんどは10〜11桁で構成されており、ハイフンで3つの部分に分けられています。このうち最初の部分を見ると電話番号の種類や地域などを特定可能です。固定電話の場合には、最初の部分に地域を示す市外局番が割り当てられています。06も市外局番です。

では、06はどこの市外局番なのか、周辺地域の市外局番も併せて見ていきましょう。

 

06を市外局番にする地域

06は大阪市の市外局番です。大阪市だけでなく東大阪市や吹田市、守口市、豊中市など周辺の都市でも06が市外局番として使われています。

市外局番は割り当てられている地域に住んでいる人や拠点を置いている企業なら取得可能です。しかし、そうでない人や企業では取得できません。そのため、06電話番号は一定の社会的信用を持ち合わせています。関西においては、06電話番号を見かける機会は多く認知度も高いです。

ただ、東日本の地域に住んでいる人にとっては、06電話番号を見かける機会は少なく、馴染みが薄いかもしれません。

 

06以外で大阪府で使われる市外局番

大阪府内では06以外で始まる市外局番も使われています。例えば、堺市や松原市、高石市などの地域の市外局番は072です。富田林市では0721、和泉市では0725が市外局番として使われています。06以外で大阪府内で使われている市外局番のほとんどは072から始まるものです。

 

大阪府以外の市外局番の例

大阪府以外の市外局番は、関西の地域なら京都市が075、神戸市が078、奈良市が0742などが挙げられます。関西の市外局番は06以外だと、2番目の数字が7のものがほとんどです。また、富山市の076や福井市の0776など、北陸でも関西に比較的近い地域では2番目の数字が7の市外局番が使われています。

関西よりも西の地域では広島市が082、福岡市が092など2番目の数字が8か9の市外局番が多いです。

 

06電話番号で着信があったときの対処方法

06電話番号は大阪市やその周辺の都市の固定電話だと分かっていても、実際に着信が来るとどうすれば良いか迷うでしょう。知らない番号でも、固定電話の番号なら基本的に出てみる人も多いかもしれません。

06電話番号で着信があったときの対処方法について説明していきます。

 

知らない番号は検索してみる

06電話番号は信用度が高く、詐欺などの犯罪に利用されるケースは稀です。しかし、営業電話などでは06電話番号からかかってくることもあります。大阪市やその周辺の企業なら、固定電話を使用していれば06電話番号を持っているためです。

知らない06電話番号から着信があった場合、まずは電話番号を検索してみましょう。企業の電話番号であれば、どの企業がかけてきたのかがわかり、自分に関係があるのかある程度把握できます。

自信に関係がないもの、営業電話であると思われるものの場合は、無視してしまっても問題ないでしょう。大半の営業電話は、無視すれば何度もかかってくることはありません。

また、用事があって電話をかけている場合なら、出るまで繰り返しかけてくることが多いです。そのようなときには出てみるのが良いでしょう。

 

電話番号をインターネットで検索する

06電話番号からの着信がどこの電話番号なのか気になることもあるでしょう。また、06電話番号からの着信に出てみて、迷惑電話だったためにすぐ切ったという経験をしたことのある人もいるかもしれません。

そのような場合には、電話番号をインターネットで検索してみるのがおすすめです。企業名などが分かる可能性があります。また、しつこい営業電話や迷惑電話などの場合には、他のところにも同じように電話をかけている可能性が高いです。そのため、電話番号の口コミサイトに掲載されていることがあります。迷惑電話をかけている番号だということが分かったら、着信拒否に設定しておくと良いでしょう。

 

06電話番号の通話料

06電話番号からの着信に出た場合には、通話料金が発生しているのかどうか気になる人もいるでしょう。どこからの着信なのか気になって、かけ直すことがある人もいるかもしれません。では、06電話番号の通話料金について見ていきましょう。

 

06電話番号を着信した場合

06電話番号から着信があって受電しただけの場合には、通話料金は発生しません。電話の通話料金は発信した側に発生する仕組みのためです。しつこい営業電話で長く通話してしまった場合でも、発信したのが相手であれば通話料金の心配はありません。

 

06電話番号に発信した場合

こちらから06電話番号に折り返しかけ直した場合には、通話料金が発生してしまうため注意が必要です。

具体的な金額は発信側の電話の種類や通信会社、場所などにより異なります。固定電話からの発信であれば、3分で9〜10円程度の場合が多いです。携帯電話の場合には、かけ放題を利用していれば通話料金はかかりません。ただし、かけ放題が適用される通話時間に注意しましょう。長く話してしまうとオーバーして通話料金が発生する可能性があります。また、携帯電話からの発信は固定電話からの発信よりも通話料金が高めです。30秒で20円程度かかる場合もあります。

 

06電話番号を取得する方法

06電話番号は、大阪の対象エリアでNTT加入電話か直収電話を契約すると取得できます。直収電話というのはNTT以外の通信会社が提供している固定電話のサービスです。いずれも工事が必要で、導入時の費用が高めで時間もかかります。

低コストで時間もかからない方法としては、光IP電話やクラウドPBXなどの方法があります。光IP電話というのは光回線で利用するIP電話のことで、拠点のある地域の市外局番の番号も利用可能です。大阪に拠点を置く企業なら06電話番号を取得できます。ただし、光回線を利用していることが前提です。

クラウドPBXとは、スマートフォンやPCなどをビジネスフォンとして利用できるサービスのことです。インターネット回線を用いて通話する仕組みですが、拠点のある地域の市外局番の番号も利用できます。インターネットに接続できる環境なら場所を選ばず利用できて、工事は不要です。スマホやPCで内線通話もできます。また、利用可能な市外局番の種類は業者によって異なるため、06電話番号に対応しているところを選びましょう。

 

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まとめ

06で始まる電話番号は大阪の市外局番です。大阪市やその周辺の都市に割り当てられています。対象エリアに住んでいる人や拠点を置いている企業でないと取得できないため、社会的信用は高めです。

ただ、06電話番号を営業電話に使用している企業もあります。着信に出ても通話料金はかかりませんが、折り返し電話をかけると通話料金が発生するため注意しましょう。知らない電話番号なら無視するのが無難です。