上場企業こそクラウドPBXを導入すべき！メリットや選定のポイントを解説
近年、働き方改革やBCP対策の観点から、クラウドPBXの導入が注目されています。特に、情報発信や迅速な意思決定が求められる上場企業においては、その重要性はますます高まっているといえるでしょう。本記事では、上場企業がクラウドPBXを導入するべき理由と、導入のメリット、そして選定のポイントについて解説します。
クラウドPBXとは
クラウドPBX（Private Branch Exchange）は、従来のオフィス内の電話システムをクラウドベースで提供するサービスです。これにより、物理的なPBXハードウェアを購入・設置する必要がなくなり、インターネットを介して電話の管理と通話が行えます。クラウドPBXは場所を問わずに利用できるため、リモートワークや複数拠点での業務に適しています。
また、スケーラビリティに優れ、必要に応じてユーザー数や機能を柔軟に拡張できるのも特徴です。加えて、初期費用の削減や運用コストの軽減が期待でき、最新の機能やセキュリティアップデートが自動的に提供されます。多様な通信手段（音声通話、ビデオ会議、チャットなど）との統合も容易で、ビジネスコミュニケーションを一元管理できる利点があります。
上場企業こそクラウドPBXを使うべき理由
ここでは、上場企業こそクラウドPBXを使った方が良い理由を紹介します。
電話のコストが膨大であるため
上場企業は通常、大規模な電話通信インフラを運用しており、これには高額な運用コストがかかります。クラウドPBXを導入することで、物理的なハードウェアの購入やメンテナンス費用を大幅に削減できます。さらに、クラウドPBXでは通話料や通信費を最適化することが可能であり、経費管理を効率化します。これにより、企業は予算を効果的に管理し、経済的な運営を実現できるでしょう。
拠点数が多いため
上場企業の多くは複数の国や地域に拠点を持っており、それぞれの拠点間での円滑なコミュニケーションが不可欠です。クラウドPBXはインターネットを介して全ての拠点を統合し、安全かつ効率的な通信を実現します。新しい拠点の追加や変更にも柔軟に対応できるため、企業の成長に合わせたスケーラビリティを提供します。
業務効率を改善するため
クラウドPBXには豊富な機能が備わっています。例えば自動応答や通話転送、統合コミュニケーションツールなどが利用可能です。これにより、従業員はより効率的に業務を遂行でき、顧客対応や内部コミュニケーションの質が向上します。また、リアルタイムでのデータ分析やレポーティング機能も備えており、意思決定の迅速化や業務プロセスの最適化を支援します。
働きやすい環境を構築するため
モバイルワーカーやリモートワークが一般化する中で、柔軟で働きやすい環境を提供することが重要です。クラウドPBXはどこからでもアクセス可能であり、従業員が自宅や外出先からもシームレスに業務に参加できる環境を実現します。これにより、生産性を維持しながら労働者の満足度を高め、企業の人材確保・定着にも寄与するでしょう。
上場企業がクラウドPBXを選ぶ際のポイント
上場企業にとって、クラウドPBX導入は経営戦略にも影響を与える重要な意思決定です。導入を成功させるためには、自社のニーズに合致したサービスを選ぶことが重要となります。以下では、上場企業がクラウドPBXを選ぶ際に特に重視すべきポイントについて解説します。
導入実績
豊富な導入実績を持つベンダーを選ぶことは、安定したサービス提供と高い信頼性を確保するために重要です。特に、上場企業のような規模の大きい組織や、複雑なシステム環境を持つ企業にとって、導入実績は重要な判断材料となるでしょう。実績を比較する際は、以下の点に注目しましょう。
・導入企業規模や業種
自社に近い規模や業種の企業導入実績は、導入後のスムーズな運用を期待できます。
・導入システム規模
複雑なシステム環境を持つ場合は、同様な規模のシステム導入実績を持つベンダーを選ぶことが重要です。
・導入後の運用状況
導入後の顧客満足度やサポート体制なども参考になります。
ベンダーによっては、デモやトライアルサービスを提供している場合もあります。導入前に実際にサービスを試してみることで、自社のニーズに合致しているかどうかを判断できるでしょう。
機能性
クラウドPBXには、さまざまな機能が搭載されています。上場企業にとって重要な機能としては、以下のようなものが挙げられます。
・内線通話
基本的な内線通話機能に加え、着信転送やグループ内線、音声会議など、業務効率化に役立つ機能が充実しているか確認しましょう。
・CTI連携
CRMシステムや顧客管理システムと連携することで、顧客情報と電話情報を一元管理し、顧客対応の迅速化や業務効率化を実現できます。
・コールセンター機能
顧客からの問い合わせを効率的に処理するための機能が備わっているか確認しましょう。自動音声応答（IVR）やACD（自動着信分配）などの機能があると便利です。
・セキュリティ機能
情報漏洩対策として、録音・再生機能や通話記録機能、不正アクセス防止機能などが備わっているか確認しましょう。
・グローバル展開機能
海外拠点との通話コストを削減したり、現地言語での音声ガイダンスを提供したりする機能があると便利です。
通話の安定性
クラウドPBXは、インターネット回線を介して通話を行うため、通話の安定性は非常に重要です。音質の劣化や通話途切れなどが頻繁に発生するようであれば、業務に支障をきたす可能性があります。通話の安定性を確認するには、以下の点に注目しましょう。
・データセンターの冗長性
データセンターが複数用意されている場合は、災害などの障害が発生した場合でも、通話品質を維持できます。
・ネットワークの品質:
高品質なネットワーク回線を使用しているか確認しましょう。
・音声コーデック
高音質な音声コーデックを採用しているか確認しましょう。
操作性
クラウドPBXの操作画面は、直感的で分かりやすいものであることが重要です。複雑な操作方法だと、社員の負担が大きくなり、導入効果が得られにくくなるでしょう。操作性を確認するには、以下の点に注目しましょう。
・画面デザイン
シンプルで分かりやすい画面デザインを採用しているか確認しましょう。
・操作方法
直感的に操作できるか確認しましょう。
・マニュアル
詳細なマニュアルが用意されているか確認しましょう。
セキュリティ体制
クラウドPBXは、インターネット回線を介して通話を行うため、従来のPBXよりもセキュリティ対策が重要となります。情報漏洩などのリスクを回避するために、以下の点に注意しましょう。
・認証基盤
強固な認証基盤を採用しているか確認しましょう。
・暗号化
通話内容が暗号化されているか確認しましょう。
・ログ管理
通話履歴などのログを適切に管理しているか確認しましょう。
・監査体制
定期的な監査を実施しているか確認しましょう。
基幹システムとの連携
クラウドPBXを基幹システムと連携させることで、業務効率をさらに向上させることができます。例えば、CRMシステムと連携することで、顧客情報と電話情報を一元管理し、顧客対応の迅速化を実現できます。基幹システムとの連携を検討する場合は、以下の点に注目しましょう。
・連携可能な基幹システム:
自社で使用している基幹システムと連携できるクラウドPBXを選ぶ必要があります。多くのクラウドPBXは、主要な基幹システムとの連携を標準でサポートしていますが、一部のシステムについては別途オプションが必要となる場合があります。
・連携の難易度
基幹システムとの連携には、システム開発やデータ連携などの作業が必要となります。自社でこれらの作業を行うことができる技術力があるかどうかを確認する必要があります。
・セキュリティ
基幹システムと連携することで、情報漏洩などのリスクが高まります。クラウドPBXを選ぶ際は、セキュリティ対策が十分に施されているかどうかを確認する必要があります。
上場企業におすすめのクラウドPBX「ナイセンクラウド」
ナイセンクラウドは、運営実績12年のクラウドPBXサービスです。初期費用1万円、月額2,000円～という価格で導入できるため、コストを抑えたい企業にとって魅力的なサービスといえるでしょう。
主な機能
・拠点間通話、内線通話無料
ナイセンクラウドでは、拠点間や社員同士の通話が、どこからでも無料で利用できます。従来のPBXシステムでは、拠点間の通話に外線通話料が発生していましたが、ナイセンクラウドならその心配がありません。離れた場所にいる社員とも、気軽にコミュニケーションを取れます。
・03／06／050／0120／0800局番利用可能
希望の局番で電話番号を取得し、発着信できます。新規に電話番号を取得したい場合や、現在利用している電話番号を引き継ぎたい場合でも対応可能です。また、フリーダイヤルや0120番号を取得することで、顧客からの電話を効率的に受け付けられます。
・複数端末での一斉着信
着信時にあらかじめ設定した複数の端末を同時に鳴らすことができます。例えば、営業担当者だけでなく、カスタマーサポート担当者にも同時に着信させることで、顧客からの電話を逃さずに対応できます。
・転送、取り次ぎ
電話を他の内線端末に転送したり、取り次いだりできます。不在時や忙しい時でも、顧客からの電話を適切に処理することができます。
・録音機能
通話を録音し、後で聞き返すことができます。顧客とのやり取りや、会議の内容などを記録するのに役立ちます。
ナイセンクラウドは、日本マーケティングリサーチ機構調べにおいて「テレワークに役立つサービス」「信頼と実績のクラウドPBX」「経営者が選ぶ電話サービス」において1位に選ばれています。詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。
▼1分でわかるナイセンクラウド
プランは3つあり、内線数に応じて金額が変わります。内線数が多い場合はお得な割引もございます。詳しい料金は自動見積りや個別見積りでご確認ください。
まとめ
上場企業にとって、クラウドPBXは、コスト削減、迅速な導入・運用、災害対策・BCP強化を実現する重要なツールです。導入を検討する際は、自社のニーズに合ったクラウドPBXを選ぶことが重要です。ナイセンクラウドは、基本機能からオプションまで、さまざまな機能が充実したクラウドPBXサービスです。これらの機能を組み合わせることで、企業の電話システムをより高度化し、業務効率化や顧客満足度向上につながるでしょう。ぜひ導入を検討してみてください。