050番号の取得方法を比較!法人におすすめのサービスとは?

2026年10月6日クラウドPBX

法人で050番号を使用しているところを見かけることがよくあるでしょう。固定電話を契約していない法人の経営者の中には、050番号の取得を検討しているところも多いかもしれません。

ただ、050番号を利用できるサービスにもさまざまなものがあり、それぞれ特徴があります。法人で050番号を取得するなら、自社に合ったところを選ぶことが大切です。本記事では050番号を取得できるサービスを比較し、法人におすすめのサービスを紹介します。

 


スマホで使えるクラウドPBXナイセンクラウド

法人が050番号を使っても問題ない?

法人が050番号を会社の問い合わせ窓口や営業用の電話番号として利用しても、基本的に問題はありません。050番号は、インターネット回線を利用して通話するIP電話に割り当てられる電話番号です。個人向けのサービスだけでなく、法人向けの050番号サービスも提供されています。

050番号は、主に次のような用途で利用できます。

  • 企業の代表番号
  • 部署や拠点ごとの問い合わせ窓口
  • 営業担当者の業務用番号
  • テレワーク中の電話対応
  • インターネットショップの顧客対応
  • 期間限定のプロジェクト用番号

一方、050番号からは、サービスによって110番や119番などの緊急通報に発信できません。0120・0800・0570などの番号についても、発信先や契約内容によって接続できない場合があります。固定電話を完全に置き換える場合は、発信できる番号の範囲を事前に確認しておきましょう。

 

市外局番付きの番号との比較

市外局番付きの電話番号とは、「03」「06」「045」「092」など、地域を示す番号から始まる電話番号です。050番号は地域にひも付かないため、取得場所や事業所の所在地を問わず利用しやすくなっています。

比較項目 050番号 市外局番付きの番号
番号の例 050-XXXX-XXXX 03-XXXX-XXXX、06-XXXX-XXXXなど
地域との関係 地域にひも付かない 特定の地域にひも付く
主な通信方式 インターネット回線を使うIP電話 加入電話、光IP電話、クラウドPBXなど
利用場所 インターネット環境があれば利用しやすい 取得条件やサービスによって異なる
移転時の継続利用 比較的継続しやすい 移転先の地域によっては変更が必要
導入費用 比較的抑えやすい 回線工事や機器費用がかかる場合がある
通話品質 通信環境の影響を受けやすい 一定の通話品質を確保しやすい
緊急通報 発信できないサービスが多い 対応サービスでは発信可能
所在地の伝わりやすさ 番号だけでは所在地が分からない 市外局番から地域を判断しやすい

市外局番付きの番号は、番号から所在地をイメージしてもらいやすい点が特徴です。地域密着型の店舗や不動産会社、士業事務所などでは、市外局番付きの番号が取引先へ安心感を与える場合があります。これに対して050番号は、地域を限定せず事業を展開する企業や、電話対応を複数の場所で行いたい法人に向いています。どちらが優れているかではなく、顧客からの見え方や電話の運用方法に合わせて選ぶ姿勢が大切です。

 

法人での050番号の取得が向いているケースは?

050番号は、低コストで業務用の電話番号を用意したい法人や、場所に縛られない電話環境を構築したい企業に向いています。

特に導入を検討しやすいのは、次のようなケースです。

  • 開業時の電話設備にかかる費用を抑えたい
  • 従業員個人の電話番号を取引先へ知らせたくない
  • テレワーク中も会社の番号で発着信したい
  • 複数の拠点や外出先で同じ番号を利用したい
  • 部署や担当者ごとに番号を追加したい
  • オフィス移転後も同じ番号を使い続けたい
  • 短期間だけ業務用番号を用意したい

例えば、従業員個人のスマートフォンに050番号を付与できるサービスを利用すれば、私用の番号と業務用の番号を分けられます。会社が通話料金を管理できるサービスもあり、BYODを導入している企業でも活用しやすいでしょう。

また、クラウドPBXと組み合わせれば、050番号への着信を複数のスマートフォンやパソコンで受けられます。担当者がオフィスにいなくても電話対応を続けられるため、テレワークや複数拠点での運用にも対応可能です。ただし、地域との結び付きを重視する店舗や、緊急通報を含む幅広い発信先への対応が必要な事業では、市外局番付きの番号も候補に入ります。050番号だけで運用するか、既存の固定電話番号と併用するかを検討してください。

 

050番号を取得できる方法は主に3つ!それぞれ比較

法人が050番号を取得する方法は、主に「クラウドPBX」「IP電話」「アプリ」の3種類です。いずれもインターネット回線を利用しますが、提供される機能や想定される利用人数が異なります。

取得方法 特徴 どんな法人に向いているか
クラウドPBXの利用 複数端末での発着信や内線、転送、通話履歴管理などに対応しやすい 複数人で電話対応する企業、テレワークを導入している法人や複数拠点を運営している法人
IP電話の利用 050番号と対応機器を組み合わせ、一般的な電話に近い感覚で利用できる 特定の事業所やデスクで電話を利用したい法人
アプリの利用 スマートフォンにアプリを入れて050番号を利用する 個人事業主、小規模法人、一時的に番号が必要な事業者

料金の安さだけで選ぶと、必要な機能が不足する可能性があります。利用人数、着信の受け方、保留や転送の必要性などを確認したうえで選びましょう。

 

クラウドPBXの利用

クラウドPBXとは、ビジネスフォンで使用するPBXという主装置をクラウド上に置いて利用できるサービスです。通常のビジネスフォンと同じような感覚で使用できます。その上、通常のビジネスフォンとは異なり、工事なしで導入可能です。サービスによって使用できる電話番号の種類は異なりますが、050番号を取得できるサービスもあります。

クラウドPBXは単に050番号を取得できるだけではなく、事業用途向けの機能が豊富なのがメリットです。例えば、同じ050番号を複数の端末で使用したり、内線通話をしたりできます。音声自動応答機能なども利用可能です。

IP電話に対応している電話機の他に、スマホやタブレット端末、PCなどでも通話できます。そのため、外出先でオフィスと同じ電話番号から発信したり着信を受けたりできるのもメリットです。業務で電話を使用する機会の多い企業なら業務効率アップが期待できます。

ただし、050番号を取得できるサービスの中では料金が高めなのがデメリットです。

 

IP電話の利用

IP電話機の外見は通常の固定電話機とほぼ同じですが、電話回線を使用せずインターネット回線で通話する仕組みの電話です。IP電話を利用するには専用のサービスを契約する必要があり、利用開始時に050番号を取得できます。

IP電話は、通常の固定電話を契約する場合と比べて、コストが安く済むのがメリットです。通話料金や基本料金も安いため、コスト削減しながら電話を使用できる環境を整えたい法人に向いています。

ただし、通話品質に関しては通常の固定電話よりも低い場合もあるのがデメリットです。また、通話品質はオフィスで使用している回線の速度や安定性にも依存します。

 

アプリの利用

050番号を取得できるアプリがいくつか提供されています。スマホにアプリをインストールして契約すると、050番号を取得可能です。料金も安く通信事業者によっては月額数百円程度から利用できます。

また、アプリを使用して通話する仕組みのため、スマホで使用している携帯番号とは別々に管理可能です。1台のスマホで携帯番号の方はプライベート用、050番号の方は仕事用のように使い分けができます。1人で事業を営んでいる個人事業主やフリーランスの人などにとって便利です。

ただし、主に個人での利用を想定しているサービスのため、事業向けの機能は少なく、法人での利用にはあまり向きません。業務で電話を使用する機会が少ない企業なら、選択肢の1つとして検討してみるのもありでしょう。

 

050番号を取得できるサービス5選を徹底比較

050番号を取得できる代表的なサービス5つについて比較しながら見ていきましょう。

 

ナイセンクラウド

ナイセンクラウドはクラウドPBXを利用できるサービスです。12年の運用実績があり、導入企業は7,000社に達しています。

複数の電話番号を運用したり履歴をWebで確認したりできるなど機能も豊富です。オプションで自動通話録音や音声ガイダンスなども利用できます。

 

MiiTel

MiiTelは音声解析AIを搭載しているIP電話サービスです。通話の内容を解析して改善点を見つけたり文字起こしをしたりできます。架電数や商談化数などを可視化することも可能です。テレアポなどの電話業務が多い企業に向いています。

料金は1IDにつき月額6,578円(税込)で、初期費用はありません。ただし、単月契約で10ID以下の場合には事務手数料がかかります。

 

FleaLine

FleaLineは企業向けのIP電話サービスです。FleaLineでは、050番号を代表番号に設定した上で、内線番号をグループ化できます。内線番号ごとに050番号を設定すれば外線からの着信を直接受電可能です。顧客とのやり取りが多い場合に便利でしょう。

また、通話転送やボイスメール、自動応答対応など、ビジネスでよく使用する機能が多くそろっています。

ただし、月額基本料金が内線数ごとと050番号数ごとにかかる仕組みです。初期費用はかかりません。

 

050plus

050plusは専用のスマホアプリやPC、IP電話対応の固定電話機で利用できるIP電話サービスです。シンプルであまり複雑な機能は備わっていませんが、料金が月額330円(税込)とかなり安く抑えられています。通常の電話としての機能だけを求めている場合におすすめです。

 

SUBLINE

SUBLINEは専用のスマホアプリで利用できるIP電話サービスです。複数人への同時転送や営業時間外の転送、通話録音などさまざまな機能が備わっています。複数の料金プランが設けられており、プランにより利用可能な機能が変わる仕組みです。利用料金の他に050番号の取得料金が1番号あたり330円かかります。

 

法人が050番号を使うメリット

法人が050番号を利用する主なメリットは、導入時の負担を抑えながら、場所に左右されにくい電話環境を構築できる点です。

050番号はインターネット回線を利用するため、従来型の固定電話のような回線工事や大型の主装置を必要としないサービスです。すでに利用しているスマートフォンやパソコンを端末として使える場合は、新しい電話機を購入する費用も抑えられるでしょう。

地域にひも付かない番号である点もメリットです。オフィスを移転した場合でも番号を継続しやすく、移転のたびに取引先への案内やWebサイトの修正を行う負担を減らせます。全国を対象にサービスを提供する企業にも使いやすい番号です。また、前述のサービスなどを活用して個人のスマートフォンに050番号を追加すれば、私用番号と業務用番号を分けられます。従業員が自分の携帯電話番号を顧客へ知らせる必要がなくなり、退職や担当変更があった際も会社側で番号を管理できます。

クラウドPBX型のサービスでは、従業員や拠点の増減に合わせて端末や番号を追加しやすい点も利点です。小規模な構成で利用を始め、事業の拡大に応じて電話環境を整えたい法人にも050番号が適しています。

 

050番号が取得できるサービスを比較するポイント

050番号が取得できるサービスを選ぶ際には、次のようなポイントをチェックしておきましょう。

 

料金

050番号を取得できるサービスの料金は、毎月固定の基本料金と通話料金で構成されるところがほとんどです。そして、基本料金が高いところだと通話料金は安く、反対に基本料金が安いところは通話料金が高めの傾向にあります。そのため、自社での電話の利用頻度を考慮して決めるのがポイントです。

 

電話をかける機会が多い場合には通話料金が安いところを選ぶのが良いでしょう。反対に電話を受ける方がメインなら基本料金が安いところを選ぶ方が得策です。

 

機能

050番号のサービスによっては便利な機能が多く付いています。ただ、機能が豊富なサービスはそれだけ料金も高く操作性も複雑です。自社の業務内容や普段の電話の使い方などを考慮し、必要十分な機能が備わっているサービスを選びましょう。電話を使用する機会が少ない場合には、機能が少なめでシンプルなサービスでも問題ありません。

 

品質

050番号の場合にはサービスによって品質にばらつきがあります。顧客にストレスを与えないためにも、品質重視でサービスを選ぶのが望ましいです。品質が悪いと自社に対するイメージも悪くなってしまう可能性があるため注意しましょう。

 

契約期間

サービスによっては最低契約期間が設けられていることもあります。その場合には、サービス選びに失敗しても最低契約期間が過ぎるまでは別のサービスへの乗り換えができません。そのため、最低契約期間が設けられていないか短めのサービスを選ぶのが無難です。

 

企業の電話業務を便利にする!クラウドPBXならナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、パソコン、電話機、スマホなどにも対応しており、既にお手元にある端末を活用してご利用いただけるクラウドPBXです。03や06などの全国の市外局番はもちろん、050番号や0120・0800のフリーダイヤルに対応しています。

詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。

▼1分でわかるナイセンクラウド

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まとめ

050番号はクラウドPBXやIP電話サービス、専用のアプリなどで取得可能です。法人の場合にはクラウドPBXやIP電話サービスで050番号を利用しているところが多い傾向にあります。サービスによって料金や利用可能な機能が異なり、通話品質にも差があるため比較をした上で選ぶことが大切です。