050番号の取得方法を比較!法人におすすめのサービスとは?

クラウドPBX

法人で050番号を使用しているところを見かけることがよくあるでしょう。固定電話を契約していない法人の経営者の中には、050番号の取得を検討しているところも多いかもしれません。

ただ、050番号を利用できるサービスにもさまざまなものがあり、それぞれ特徴があります。法人で050番号を取得するなら、自社に合ったところを選ぶことが大切です。本記事では050番号を取得できるサービスを比較し、法人におすすめのサービスを紹介します。

 

050番号を取得できる方法は主に3つ!それぞれ比較

050番号を取得する方法は大きくわけて3つあります。それぞれの取得方法の特徴を押さえた上で、どの方法で取得するか検討してみると良いでしょう。では、3つの取得方法に関してメリットやデメリットなどを紹介します。

 

クラウドPBXの利用

クラウドPBXとは、ビジネスフォンで使用するPBXという主装置をクラウド上に置いて利用できるサービスです。通常のビジネスフォンと同じような感覚で使用できます。その上、通常のビジネスフォンとは異なり、工事なしで導入可能です。サービスによって使用できる電話番号の種類は異なりますが、050番号を取得できるサービスもあります。

クラウドPBXは単に050番号を取得できるだけではなく、事業用途向けの機能が豊富なのがメリットです。例えば、同じ050番号を複数の端末で使用したり、内線通話をしたりできます。音声自動応答機能なども利用可能です。

IP電話に対応している電話機の他に、スマホやタブレット端末、PCなどでも通話できます。そのため、外出先でオフィスと同じ電話番号から発信したり着信を受けたりできるのもメリットです。業務で電話を使用する機会の多い企業なら業務効率アップが期待できます。

ただし、050番号を取得できるサービスの中では料金が高めなのがデメリットです。

 

IP電話の利用

IP電話機の外見は通常の固定電話機とほぼ同じですが、電話回線を使用せずインターネット回線で通話する仕組みの電話です。IP電話を利用するには専用のサービスを契約する必要があり、利用開始時に050番号を取得できます。

IP電話は、通常の固定電話を契約する場合と比べて、コストが安く済むのがメリットです。通話料金や基本料金も安いため、コスト削減しながら電話を使用できる環境を整えたい法人に向いています。

ただし、通話品質に関しては通常の固定電話よりも低い場合もあるのがデメリットです。また、通話品質はオフィスで使用している回線の速度や安定性にも依存します。

 

アプリの利用

050番号を取得できるアプリがいくつか提供されています。スマホにアプリをインストールして契約すると、050番号を取得可能です。料金も安く通信事業者によっては月額数百円程度から利用できます。

また、アプリを使用して通話する仕組みのため、スマホで使用している携帯番号とは別々に管理可能です。1台のスマホで携帯番号の方はプライベート用、050番号の方は仕事用のように使い分けができます。1人で事業を営んでいる個人事業主やフリーランスの人などにとって便利です。

ただし、主に個人での利用を想定しているサービスのため、事業向けの機能は少なく、法人での利用にはあまり向きません。業務で電話を使用する機会が少ない企業なら、選択肢の1つとして検討してみるのもありでしょう。

 

050番号を取得できるサービス5選を徹底比較

050番号を取得できる代表的なサービス5つについて比較しながら見ていきましょう。

 

ナイセンクラウド

ナイセンクラウドはクラウドPBXを利用できるサービスです。12年の運用実績があり、導入企業は6,000社に達しています。

複数の電話番号を運用したり履歴をWebで確認したりできるなど機能も豊富です。オプションで自動通話録音や音声ガイダンスなども利用できます。

 

MiiTel

MiiTelは音声解析AIを搭載しているIP電話サービスです。通話の内容を解析して改善点を見つけたり文字起こしをしたりできます。架電数や商談化数などを可視化することも可能です。テレアポなどの電話業務が多い企業に向いています。

料金は1IDにつき月額6,578円(税込)で、初期費用はありません。ただし、単月契約で10ID以下の場合には事務手数料がかかります。

 

FleaLine

FleaLineは企業向けのIP電話サービスです。FleaLineでは、050番号を代表番号に設定した上で、内線番号をグループ化できます。内線番号ごとに050番号を設定すれば外線からの着信を直接受電可能です。顧客とのやり取りが多い場合に便利でしょう。

また、通話転送やボイスメール、自動応答対応など、ビジネスでよく使用する機能が多くそろっています。

ただし、月額基本料金が内線数ごとと050番号数ごとにかかる仕組みです。初期費用はかかりません。

 

050plus

050plusは専用のスマホアプリやPC、IP電話対応の固定電話機で利用できるIP電話サービスです。シンプルであまり複雑な機能は備わっていませんが、料金が月額330円(税込)とかなり安く抑えられています。通常の電話としての機能だけを求めている場合におすすめです。

 

SUBLINE

SUBLINEは専用のスマホアプリで利用できるIP電話サービスです。複数人への同時転送や営業時間外の転送、通話録音などさまざまな機能が備わっています。複数の料金プランが設けられており、プランにより利用可能な機能が変わる仕組みです。利用料金の他に050番号の取得料金が1番号あたり330円かかります。

 

050番号が取得できるサービスを比較するポイント

050番号が取得できるサービスを選ぶ際には、次のようなポイントをチェックしておきましょう。

 

料金

050番号を取得できるサービスの料金は、毎月固定の基本料金と通話料金で構成されるところがほとんどです。そして、基本料金が高いところだと通話料金は安く、反対に基本料金が安いところは通話料金が高めの傾向にあります。そのため、自社での電話の利用頻度を考慮して決めるのがポイントです。

 

電話をかける機会が多い場合には通話料金が安いところを選ぶのが良いでしょう。反対に電話を受ける方がメインなら基本料金が安いところを選ぶ方が得策です。

 

機能

050番号のサービスによっては便利な機能が多く付いています。ただ、機能が豊富なサービスはそれだけ料金も高く操作性も複雑です。自社の業務内容や普段の電話の使い方などを考慮し、必要十分な機能が備わっているサービスを選びましょう。電話を使用する機会が少ない場合には、機能が少なめでシンプルなサービスでも問題ありません。

 

品質

050番号の場合にはサービスによって品質にばらつきがあります。顧客にストレスを与えないためにも、品質重視でサービスを選ぶのが望ましいです。品質が悪いと自社に対するイメージも悪くなってしまう可能性があるため注意しましょう。

 

契約期間

サービスによっては最低契約期間が設けられていることもあります。その場合には、サービス選びに失敗しても最低契約期間が過ぎるまでは別のサービスへの乗り換えができません。そのため、最低契約期間が設けられていないか短めのサービスを選ぶのが無難です。

 

企業の電話業務を便利にする!クラウドPBXならナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、パソコン、電話機、スマホなどにも対応しており、既にお手元にある端末を活用してご利用いただけるクラウドPBXです。03や06などの全国の市外局番はもちろん、050番号や0120・0800のフリーダイヤルに対応しています。

詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。

▼1分でわかるナイセンクラウド

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プランは3つあり、内線数に応じて金額が変わります。内線数が多い場合はお得な割引もございます。詳しい料金は自動見積りや個別見積りでご確認ください。

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また、2台のスマホで固定電話番号を利用することに特化した「スマコテ」もございます。ナイセンクラウドの機能を小規模に導入できるスマコテで使い勝手や機能を試し、必要に応じてナイセンクラウドに切り替えることも可能です。

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まとめ

050番号はクラウドPBXやIP電話サービス、専用のアプリなどで取得可能です。法人の場合にはクラウドPBXやIP電話サービスで050番号を利用しているところが多い傾向にあります。サービスによって料金や利用可能な機能が異なり、通話品質にも差があるため比較をした上で選ぶことが大切です。