固定電話はビジネス利用におすすめ!メリットやおすすめのクラウドPBXを紹介

ビジネスフォン

事業を営んでいる人の中には、固定電話を設置するかどうか迷っている人もいるでしょう。最近ではスマートフォンのみ使用していて、固定電話を使用していない事業者も増えてきました。

しかし、ビジネス用途なら固定電話を設置するのが断然おすすめです。

本記事では、固定電話の種類や、ビジネス用途の固定電話を利用するメリットについて解説していきます。

 

ビジネスにおける固定電話のメリット

まずは、ビジネスにおいて固定電話を使用するメリットについて見ていきましょう。

 

社会的信用が高い

固定電話とスマートフォンは、電話番号で誰でも簡単に区別できます。名刺や企業の公式サイトなどに電話番号を掲載する際には、スマートフォンよりも固定電話の方が、社会的信用が高いのがメリットです。

固定電話の電話番号は東京23区なら03で、大阪なら06のような市外局番が付いており、おおよその所在地が分かります。スマートフォンの電話番号だと、そもそも本当に実在する会社なのか疑わしいと思われることもあるでしょう。金融機関から融資を受ける際にも、固定電話の有無が影響する場合があります。

そのため、社会的信用を重視したいのであれば、固定電話を置くのがおすすめです。

 

セキュリティ性に優れている

スマートフォンは電話だけでなく、インターネット回線にもつながっています。そのため、どうしても一定のセキュリティリスクがある点に注意が必要です。普段電話でやり取りしている相手は、電話帳アプリに登録しているでしょう。万が一スマホがウイルスに感染してしまうと、情報が漏洩してしまう可能性もあります。リスクを回避しながら扱うには、一定のネットリテラシーが必要です。

その点、固定電話ならアナログの電話回線のみに接続されており、インターネット回線には接続されていません。ウイルス感染や情報漏洩などのリスクは、スマホと比べると低いのがメリットです。ネットリテラシーにあまり自信がない人でも安全に扱えます。

 

災害時でも使用できる

大きな災害が発生した直後は停電が起こり、社会インフラの多くが麻痺してしまうリスクが高いです。インターネットにも接続できない状態になり、取引先などと連絡が取れなくなる可能性があります。スマートフォンの場合にも、基地局がダメージを受けると通信できません。

その点、一部の固定電話なら、停電時にも通話できます。そのため、固定電話を1つオフィスに置いておけば、災害時の緊急連絡手段として利用可能です。

 

固定電話機の種類

固定電話を利用する際に必要な「固定電話機」にはさまざまな種類のものがあります。ビジネス用途やオフィスに固定電話を導入するなら、電話機の種類ごとの特徴を把握した上で選ぶことが大切です。

では、主な固定電話機の種類と特徴、機能などについて見ていきましょう。

 

コードレス/有線式

固定電話機はコードレス式と有線式の2種類に大別できます。コードレス式の固定電話機は、文字通り受話器と本体をつなぐコードがありません。普段は固定電話機本体に受話器を接続した状態で充電しておきますが、通話をする際には本体から離して使用できます。

そのため、本体から少し離れた位置でも通話できるのがメリットです。離れたところにあるものを見ながら通話したり、ソファなどに座って通話したりできます。ただし、機種によっては本体からあまり離れすぎると、雑音が入るなどして通話が不安定になることもあるため、注意が必要です。近くに他の電化製品などがあると、電波干渉を受けることもあります。

これに対して、有線式は本体と受話器がコードでつながれている固定電話機のことです。非常にシンプルで、受話器を本体に置くと通話が切れて、受電時には受話器を取ると出られます。コードレス式と比べると通話が安定しやすいのがメリットです。しかし、コードが届く範囲内でしか使用できません。

 

子機付き

子機が付いている固定電話機もあります。親機の方は有線式で、子機がコードレス式というタイプが多いです。親機とは独立した充電台があり、普段はその充電台に子機を差し込んでおきます。通常のコードレス式電話と違って、本体とは離れた場所に充電台を設置しておけて便利です。

コードレス式と有線式で迷っているのであれば、子機付きの固定電話機がおすすめです。また、機種によっては子機の数を増やすこともできます。ビジネス用途であれば、親機から離れた位置に子機を置いておくのが良いでしょう。わざわざ親機のところまで行かずに電話を使用できるため、業務効率化につながります。

 

FAX機能付き

固定電話機には、FAX機能が付いているものと付いていないものがあります。普段から紙の書類でやり取りしている取引先がある場合には、FAX機能付きの固定電話機を選ぶのが良いでしょう。

FAXをただ送受信するだけでなく、受信したFAXの内容を画面上で確認できる機能が付いているものもあります。印刷前にどのような内容なのか把握できるため便利です。

ただし、FAX機能付きの固定電話機は、価格がやや高めの傾向にあります。また、昨今ではメールやビジネスチャットツールなどでやり取りされることが多いです。普段FAXを使用する機会がない場合には、FAX機能なしの固定電話機でも良いかもしれません。

 

多機能型

多機能型とは、通話などの基本的な機能以外にも、さまざまな機能が備わっている固定電話機のことです。例えば、次のような機能が挙げられます。

 

・留守番電話機能

・録音機能

・迷惑電話防止機能

・ナンバーディスプレイ機能

・トールセーバー機能

・スマホ連動機能

・ドアホン接続機能

 

このうち、留守番電話機能やナンバーディスプレイ機能などは、大半の固定電話機に備わっています。トールセーバー機能とは、外出先から電話をして留守番電話の内容を確認できる機能です。

スマホ連動機能は、スマホを固定電話機の子機として使用できるものや、着信があったときに通知されるものなどがあります。具体的な機能は、固定電話機の機種によりさまざまです。

機能が豊富な機種だと価格も高いため、必要十分な機能が揃っている機種を選ぶようにしましょう。

 

ビジネスにおすすめの固定電話はクラウドPBX

ビジネス用途で固定電話を使用するなら、ここまでにご紹介した一般的な固定電話よりもクラウドPBXがおすすめです。クラウドPBXとは、ビジネスフォンを利用するのに必要なPBXを、社内に設置せずに利用できるサービスのことです。クラウド上にPBXがあり、インターネットにアクセスして使用します。そのため、通常のビジネスフォンを導入するよりも初期コストが安く済むのがメリットです。

電話番号は固定電話と同様、03や06など市外局番から始まる番号のため、通常の固定電話と同等の社会的信用があります。

また、クラウドPBXなら、スマートフォンやPCなども電話機として使用できるのもメリットです。オフィスに設置する固定電話機は、LAN接続に対応している機種なら、クラウドPBXで使用できます。

インターネット接続が必要になるため、セキュリティ面を不安に感じる方もいるかもしれません。クラウドPBXサービス各社では強固なセキュリティ対策を行っていますが、気になる場合は各社の対策内容などをチェックしてみましょう。

 

ビジネスフォンがより便利に!クラウドPBXならナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、パソコン、電話機、スマホなどにも対応しており、既にお手元にある端末を活用してご利用いただけるクラウドPBXです。03や06などの全国の市外局番はもちろん、050番号や0120・0800のフリーダイヤルに対応しています。

詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。

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プランは3つあり、内線数に応じて金額が変わります。内線数が多い場合はお得な割引もございます。詳しい料金は自動見積りや個別見積りでご確認ください。

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また、2台のスマホで固定電話番号を利用することに特化した「スマコテ」もございます。ナイセンクラウドの機能を小規模に導入できるスマコテで使い勝手や機能を試し、必要に応じてナイセンクラウドに切り替えることも可能です。

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まとめ

固定電話機は、コードレス式や子機を増やせるもの、多機能型などさまざまタイプのものがあります。市外局番付きの電話番号を使えるため社会的信用度は高いです。ウイルス感染などのリスクもほとんどありません。

クラウドPBXならそのような固定電話のメリットに加えて、スマートフォンやPCも電話機として使用できます。その上、低い初期コストで導入可能です。ビジネス用途で固定電話を導入するなら、ぜひクラウドPBXを検討してみてください。