ナイセンクラウドとは?サービスの特徴と評判・口コミをご紹介!
ここ数年のコロナ禍で、テレワークをはじめ働き方が多様化しました。それに伴い、従来のような社内に固定電話があり、内線でやりとりする連絡方法では、社員や取引先とのスムーズな連絡が難しくなっています。
そこで、解決策のひとつとして提示したいのがクラウド電話サービス「ナイセンクラウド」です。
本記事では、ナイセンクラウドとはどのようなサービスなのか、評判・口コミや導入をおすすめしたいケースなどを解説します。
ナイセンクラウドとはどんなサービス?
ナイセンクラウドとは、アイティオール株式会社が運営している、インターネットを通じて内線・外線を使えるようにしたクラウド電話サービスです。クラウドを利用して通話を行うため、外出先ではスマホ、社内ではIP電話機、コールセンターのような拠点ではPCのように、状況によってさまざまな端末を使い分けることができます。
ナイセンクラウドを導入するメリット
- スマホから会社の電話番号で発信できるようになる
- ナイセンクラウド間の内線通話が無料
- 外線通話も3分8円〜とお得(海外からも同じ)
- 発着信履歴をウェブ上で見られるので管理しやすい
- 自動録音や音声ガイダンス、電話会議など機能が豊富
- 全国の市外局番や050、0120、0800に対応している
ナイセンクラウドの4つのサービス
アイティオール株式会社では基本のナイセンクラウドに加えて、スマフリとスマコテ、ストア03の4つのサービスを展開しています。では、それぞれの特徴を見てみましょう。
ナイセンクラウド
ナイセンクラウドは、通常の携帯電話や多くの通話アプリとは異なり、ひとつの電話番号を複数のスマホで利用することができるサービスです。
着信があった際は、複数の端末を一斉に鳴らすことができます。スマホを使ったテレワーク環境であっても、オフィスで固定電話番号を使用するときのような、チームでの電話利用が可能になるのです。
ライト(1人用) | ペア(小規模) | プロ(中規模以上) | |
初期費用 | 10,000円 | ||
内線端末台数 | 1内線 | 2内線 | 5内線〜 |
月額費用 | 2,000円 | 5,000円 | 10,000円 |
通話料金 | 内線通話:無料
外線発信:8円/3分 |
スマフリ
スマフリはスマホで0120や0800などのフリーダイヤル、050番号のIP電話を使えるようにしたサービスです。スマホをコールセンターとして活用できるようになることから、病院やメーカー、商社など比較的規模の大きな企業にも多く利用されています。
番号 | 0120 | 0800 | 050 |
スマフリ利用料 (2内線+標準機能付き) |
月額 2,480円 初期費用:10,000円 |
||
初期費用 | 1,000円 | 1,000円 | 500円 |
月額費用 | 1番号目 1,100円
2番号目以降 900円 |
1番号目 800円
2番号目以降 600円 |
1番号目 300円
2番号目以降 100円 |
通話料金 | 固定電話から:8円/3分
携帯電話/PHSから:17円/分 直収電話(NTT以外)から:5円/分 公衆電話から:25円/分 |
固定電話から:8円/3分
携帯電話/PHSから:17円/分 直収電話(NTT以外)から:5円/分 公衆電話から:25円/分 |
固定電話/他社IP電話へ:8円/3分
携帯電話/PHSへ:15.9円/分 |
スマコテ
スマコテはスマホで東京03や大阪06、北海道011、沖縄098番号など全国の固定電話番号を使えるようにしたサービスです。ランニングコストも安いことから飲食店や美容室、個人事業主、週末起業家など主に小規模事業者から人気を集めています。
既存の電話番号利用 | 新規の電話番号取得 | |
初期費用 | 10,000円 | |
月額費用 | 2,980円 | |
通話料金(ひかり電話を利用) | 今まで通りNTTにお支払い | 新たに初期・月額を案内 |
ストア03
ストア03はスマホやガラケーで03番号(東京限定)と06番号(大阪限定)を使用できるようにしたサービスです。企業から個人事業主まで幅広く選ばれており、東京や大阪に郵便物が届く住所であればレンタルオフィスでも利用できます(バーチャルオフィスはNG、かつオフィスが常時利用できる必要があります)。
初期費用 | 1,000円 |
月額費用 | 1,000円 |
通話料金 | 固定電話宛:8円/3分
携帯電話宛:15.9円/分 |
4つのサービスの特徴一覧
ナイセンクラウド | スマフリ | スマコテ | ストア03 | |
月額費用 | 2,000円~ | 2,480円 | 2,980円 | 1,000円 |
使える電話番号 | 全国の地域局番、0120/0800/050 | 0120/0800/050 | 全国の地域局番 | 03/06 |
内線数 | 1台~数千台 | 2台 | 2台 | なし |
使える端末 | スマホ、タブレット、IP電話機、PC | スマホ、タブレット、IP電話機、PC | スマホ、タブレット、IP電話機、PC | スマホ、ガラケー |
オプション | 自動録音、IVR、モニタリングなど | なし | なし | なし |
電話サポート | あり(プロ以上) | なし | なし | なし |
お支払い方法 | クレジットカード、自動引き落とし、請求書払い(プロ以上) | クレジットカード | クレジットカード | クレジットカード |
ナイセンクラウドについて評判・口コミを調べてみた
ここまではナイセンクラウドのサービス内容や料金などをまとめてきました。しかし、実際の使い心地はどうなのでしょうか。
ナイセンクラウドに関する評判・口コミについて調べてみた結果をまとめました。
良い評判・口コミを集めました
- 「支店間での通話を内線化することで通信費を大幅に抑えることができた」
- 「ナイセンクラウドに変更したことで、月に20~30%の通信費削減ができた」
- 「スマホでも会社の電話番号からかけられるので相手に不審がられなくなった」
- 「海外にある支社からでも、会社の代表番号でかけられる」
- 「業務時間外や忙しい時間帯でも誰かが対応できるので機会損失が減った」
- 「スマホに自動転送してくれるので、急な電話にも対応できる」
- 「テレワークの社員にも社内にいるのと同じ感覚で内線をまわせる」
- 「電話番号を社内で統一できるので、情報の管理や共有がしやすい」
- 「スタッフの数が限られた中でも自動アナウンスで対応できる」
- 「操作が簡単で、オプションも豊富なので自分好みにカスタマイズしやすい」
このほかX(Twitter)上ではこのような意見も見られました。
アイティオールのナイセンクラウドの仕組み読んでて便利だなと思った。
外販部隊がタブレットでリアル在庫確認できて目の前のお客様へ早い納品日知らせられるビジネスチャンスに組み合わせると営業も助かるね。IT化は助かる。( ̄^ ̄)
あと、ナイセンさんのツィートはおもろい。
(*≧▽≦)wwww— yabuki-kk (@yabuki5367) December 20, 2020
ナイセンクラウドばり便利!
外でも固定電話の番号で出れるから重宝します。久しぶりにいいサービスに出会えたね。(開通3ヶ月目)— しくいち🎍 (@491MHz) January 28, 2018
昨日はCEATECにてアイティオール株式会社様のブースでナイセンクラウドというサービスを実演いただきました。
クラウド型電話サービスだそうでインターネット環境さえあればスマホやPCから電話の発着信ができるそう!会社の外線/内線を持ちだせるのね!導入すればテレワークも可!凄すぎるサービスだ! pic.twitter.com/NLp3XruxC4— トランセンドジャパン公式🐯 (@Transcend_Japan) October 16, 2019
ナイセンクラウドサービスの、
「通話内容を自動保存できる」という部分に魅力を感じているので、ISMSを取得したという点は、大きく評価できる。
取引先から電話で指示された内容で問題が生じたときに、言った言わないでもめて、最終的に立場が弱い側が責任を取る形になるので… https://t.co/GczWjtOJzg
— るしえど@リーフガーデン (@luciednishimura) March 26, 2021
全体的に、ナイセンクラウドの良い評判・口コミとしては、「通信コストの削減」や「固定電話の利便性向上」、そしてナイセンクラウドの「機能」に関して言及しているものが多く見られました。
コスト部分では、これまでと比較して3割程度もコスト削減できたという口コミもあり、経費に頭を悩ませる企業や個人事業主から支持されるのも納得です。
次に利便性の部分では、「スマホを内線にできる」という点を高く評価している方が多く見られました。ここ数年でテレワークを導入する企業が増えたこともあり、社外にいる社員といかに連絡をとるのか、顧客からの問い合わせをスムーズに引き継ぐかは重要な視点になっているようです。
そして、「機能やオプションの豊富さ」を評価する口コミでは、通話内容の自動保存、複数人での利用ができる点などに触れられていました。ニーズが多様化している中で、利用環境に応じて自由にカスタマイズができるというのは確かに便利なポイント。それもナイセンクラウドの操作が簡単で、誰でも設定しやすいからこその評価でしょう。
悪い評判・口コミはある?
一方で、ナイセンクラウドには悪い評判はあるのでしょうか。調べてみたところ、以下のような意見がありました。
- 「機能や費用感には満足しています。ただ、欲を言えばLINEやカカオトークのようなチャットツールと連携できたらさらに使いやすくなると思います」
- 「料金システムが初見だと混乱するかも。ただ、見積もりをとったり、サポートに電話したりすれば丁寧に回答してくれるので、納得して契約できた」
- 「初期費用がちょっと割高感がある。でも、月額費用が安かったり、内線が無料だったりしてランニングコストを抑えられるので、トータルではお得」
このように、チャットツール連携、料金のわかりにくさ、初期費用に対する不満がみられました。
このうち、もし料金について分かりづらい点がある場合は、こちらの口コミの方のようにサポートに問い合わせて解決するとよいでしょう。
評判・口コミから見えた「ナイセンクラウドがおすすめのケース」とは?
では、結局のところナイセンクラウドはどのような方に適しているサービスなのでしょうか。実際の導入事例を参考にしつつ、おすすめのケースについていくつかご紹介します。
複数の拠点がある
複数の支店をもつ企業の場合、これまでのように拠点ごとに電話番号を用意すると、拠点間の連絡に通話料がかかってしまいます。また、番号が複数あると拠点間のやりとりや管理の面でも手間がかかり、情報共有をスムーズに行えないこともあるでしょう。
その点、ナイセンクラウドなら内線間の通話は無料。支店間の距離がどれほど離れていても、それこそインターネットさえつながるなら海外の支社とも無料で通話し放題です。
また、社内で番号を統一できるので、会社として管理のしやすい環境を作ることができます。
テレワーク中の社員が多い
テレワーク中の社員が多いと、どうしても社内と在宅の社員、または在宅の社員同士のやりとりが不便になりがちです。また、社員が所用で外出している間に取引先から電話があると連絡に気づけないことがあり、その場合は取引先にも迷惑をかけてしまいます。
その点ナイセンクラウドなら、インターネットにつながるなら自宅でも、外出中でも、内線をかけるのと同じ感覚で社員のスマホに電話をかけることができます。また、電話の自動転送や着信通知などで、取引先の連絡を見逃すリスクを減らせるのもポイントです。
広いオフィス・倉庫・工場がある
オフィスや倉庫、工場にいたとしても、施設内が広いと担当者が作業中や移動中で、電話の取り次ぎが難しいことがあります。取引先からの急ぎの連絡でどうしても取り次ぐ必要があったとき、担当の社員を探すのに時間がかかると、取引先に迷惑をかけるかもしれません。
その点、ナイセンクラウドなら社員のスマホやPCなどに通話を転送できるので、相手がどこにいてもすぐに取り次ぐことができます。また、スマホなら電話をつなげたまま移動できるので、担当者が作業中や移動中であってもそのままやりとりできるので効率的です。
まとめ
ナイセンクラウドは企業や個人事業主の多くが抱える電話にかかるコスト、管理の煩わしさをまとめて解消してくれるサービスです。
電話の問題解決には、社用スマホを使うなどの方法もありますが、コストが高く管理も煩雑になります。その点、ナイセンクラウドなら社内で内線をかけるように、気軽に社員同士でやりとりしたり、取引先からの電話を担当者に取り次いだりできます。
社内外のコミュニケーションに課題を感じている企業、個人事業主におすすめのサービスですので、ぜひ検討してみてください。
詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。
▼1分でわかるナイセンクラウド
詳しい料金は自動見積りや個別見積りでご確認ください。