クラウドPBXの料金を徹底比較!選ぶときのポイントも解説

クラウドPBX

近年、ビジネスフォンではなく便利なクラウドPBXへ乗り換える企業も増えています。しかし、「クラウドPBXにはどんな機能があるのか分からない」「提供している会社が多すぎで選べない」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

本記事では、クラウドPBXの導入を考えている方向けに、クラウドPBXの比較ポイントやおすすめクラウドPBXサービスなどについてご紹介します。

 

クラウドPBXの比較ポイント

ここでは、クラウドPBXを選ぶ際のポイントについてご紹介します。

 

料金は適正か

クラウドPBXの料金は、従来のビジネスフォンより安価ですが、適正であるか見極める必要があります。使い方や利用人数によっては、クラウドPBXの方が従来のPBXより高くなる可能性があるので注意しましょう。クラウドPBXは、人数に合わせて細かくプランを設定できるのが魅力ですが、数千人規模になるような大規模な会社の場合は、逆に料金が高くなる可能性があります。

 

自社に必要な機能があるか

自社に必要な機能が搭載されているかも重要です。豊富な機能は魅力ですが、自社の状況によっては、機能が多すぎても使わないものもあるかもしれません。普段使わない機能が多すぎると、コスト面で適正とは言い難いでしょう。そのため、まずは自社に「これだけは必要」という機能を洗い出しておき、それからサービスを探すことをおすすめします。また、オプション機能が豊富なサービスなら、自社に最適な機能を組み合わせることができます。

 

無料トライアルがあるかどうか

ホームページの情報だけでは実際の挙動が分からず、使いにくい可能性もあります。無料トライアルがあれば、実際に使い勝手を確認することができるので便利です。

 

サポート体制は充実しているか

サポート体制も重要です。トラブルが発生した場合に迅速に復旧するためには、サポート体制がどのようになっているかチェックしましょう。

・スピーディーに対応してくれるか

・対応可能時間が明確になっているか

・現地訪問に対応しているか

・問い合わせ方法が複数あるか(メール・電話・チャットなど)

サービスによっては、土日祝日などが休日の場合もあります。自社が、土日祝日なども営業する形態の場合、問い合わせができず、初動が遅れる原因になりかねません。

 

さらに、社内に専門知識を持っている人員や部署がない場合は、導入から保守運用まで相談に乗ってくれるサービスを選ぶのがおすすめです。

 

おすすめのクラウドPBXサービス10選

ここでは、おすすめのクラウドPBXサービスを、機能や料金、特徴ごとに10選ご紹介します。

 

ナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、上場企業から個人事業主まで、幅広い業態に対応しているクラウドPBXサービスです。スマホ、パソコン、従来の電話機などをビジネスフォン化することが可能です。サービスを利用している端末間の通話は内線扱いになるため、外出先からでも海外にいても料金は無料になります。

従来のビジネスフォンよりも、電話業務の質を向上させながら、コストを削減できます。最短1日で開通し、1人から数千人規模の会社まで対応しています。さらに、全国の市外局番やフリーダイヤルにも対応しているのが特徴です。

 

主な機能

・留守番電話

・IVR

・自動録音

・電話会議

・キューイング

・着信ルール設定

 

利用料金

月額利用料 2,000円~
初期費用 10,000円~
通話料(固定電話) 3分8円~
公式サイト https://naisen.jp/

 

BIZTEL ビジネスフォン

BIZTELビジネスフォンは株式会社リンクとブライシツ株式会社が提供するクラウドPBXサービスです。自社で開発から運用まで行っているので、迅速なサポートを受けられます。1席単位で増減が可能なので、小規模から大規模企業まで、幅広い規模の企業が利用しやすくなっています。さらに、必要な時に必要な機能だけを選べるオプションサービスも充実しています。

 

主な機能

・IVR

・代表番号発着信

・API連携

・全通話録音

・音声認識・テキスト化

・CRM連携(CTI連携/SFA・MA連携)

 

利用料金(※ライトプラン)

月額利用料 23,100円
初期費用 55,000円
通話料(固定電話) 3分8円
公式サイト https://biztel.jp/

 

MOT/TEL(モッテル)

MOT/TEL(モッテル)は、業界最安級の利用料金が特徴のクラウドPBXのサービスです。安定した音声品質やインターネットFAX、CTI、チャット機能など、豊富な機能が搭載されているのが特徴です。スマートフォンからでも会社番号の発信が可能なので、1台で個人と会社番号の2つを切り替えられます。また、開発から提供まですべて自社で行っているため、トラブル時には迅速に対応してもらえます。

 

主な機能

・スマートフォンアプリ

・チャット

・名刺管理

・CTI

・クラウド電話帳

・ネットFAX

 

利用料金(※スタンダードプラン)

月額利用料 4,378円~
初期費用 32,780円~
通話料(固定電話) 3分8円
公式サイト https://www.mot-net.com/mottel

 

ひかりクラウドPBX

ひかりクラウドPBXは、NTT東西が提供するクラウドPBXです。通常の電話番号だけなく、「110」や「119」などの緊急通報なども利用できる(※スマートフォン以外)のが特徴です。また1~20名用と21名以上など、会社の規模に合わせたサービスを導入できます。また、個人のスマホから会社の電話番号を使って発着信することができます。また内線通話機能や転送機能も搭載されています。

 

主な機能

・グループ着信

・転送

・留守番電話

・発信規制

・マルチライン

 

利用料金

月額利用料(10IDパックの場合) 11,000円~
初期費用 基本工事費(1工事ごと)4,950円~

新設工事費(1工事ごと)16,500円~

通話料(固定電話) 不明
公式サイト https://business.ntt-east.co.jp/service/pbx/

 

OFFICE PHONE

OFFICE PHONEは、低コストで導入できるクラウドPBXサービスです。スマートフォンで会社の番号と個人の番号の2番号を切り替えることができるため、プライベートのスマホを利用することができます。さらに、パソコンでも利用することが可能です。また、オプション機能が充実しているので、自社に必要な分だけ選びたい企業にも向いているでしょう。

 

主な機能

・通話記録録音

・タブレット受付システム

・ネットFAX

・IVR

・CTI

・名刺管理

・グループウェア

 

利用料金

月額利用料 3,400円~
初期費用 24,800円~
通話料(固定電話) 3分8.5円~
公式サイト https://office110.jp/cloud-pbx/

 

circle

circle はGDPR対応のクラウドPBXサービスです。一般的なクラウド電話のシステムに用いられているフリーウェアではなく、Mitel社製のシステムを導入しているのが特徴です。GDPR(General Data Protection Regulation:EU一般データ保護規則)に対応しているので、ハッキングの心配などもなく、セキュリティ面を重視したい場合におすすめです。さらに、サポート体制も充実しており、コンタクトセンターでは豊富な知識を持った人材が対応してくれます。

 

主な機能

・ネットFAX

・チャット

・在籍状況の確認

・複数名での会議電話

・短縮ダイヤルの設定

・営業時間外の音声ガイダンス

 

利用料金

月額利用料 2,500円~
初期費用 ※要問い合わせ
通話料(固定電話) 市内間通話 6.18円

県内市外への通話 6.47円

県外市外への通話 7.77円

公式サイト https://circleip.com/

 

CLOUD PBX

CLOUD PBXは、株式会社三晃堂が提供するクラウドPBXサービスです。総務省判定基準「クラスA」の業界最高峰の音声通話品質を獲得しており、安心して利用することができます。Web上で発着信履歴が確認でき、通話料金もいつでもチェックできます。さらに、転送やグループ着信などの設定変更も、Web上で確認可能です。

 

主な機能

・IP電話機も利用可能

・複数電話番号運用

・電話番号取得0円

 

利用料金

月額利用料 4,500円
初期費用 ※要問い合わせ
通話料 ※要問い合わせ
公式サイト https://e-hataraki.com/lp/cloudpbx/

 

モバビジ

モバビジは、主にスマートフォン向けのPBXサービスです。日本で唯一の音声品質確保型のサービスを提供しています。サービスが収容されているデータセンター網と、NTTのNGN網が直結しており、インターネット網を通ることはありません。そのため、品質が劣化せずに、高い通話品質を実現できるとしています。また、ワンタップで通信網の切り替えが可能なため、より安定した環境下で通話ができます。さらに、既存のビジネスフォントの併用も可能です。

 

主な機能

・市外局番

・発信番号選択

・テキストチャット

・音声ガイダンス

・着信優先機能

 

利用料金

利用料金 ※要問い合わせ
公式サイト https://www.mobabiji.jp/

 

Flea PBX(まとめてクラウドPBX)

Flea PBXは代表回線1本と内線5本の6回線が含まれているのが特徴です。代表着信番号で050番号がプリセットされています。また、内線の5本には050番号が付与されているので、個人直通のダイヤルイン番号としても使用できます。代表番号には、音声自動応答や着信転送機能や着信転送機能など不在時の対応も可能です。

 

主な機能

・内線通話5回線

・プレフィックス通話サービス

・050番号代表電話

・Web明細管理

 

利用料金

月額利用料 4,800円
初期費用 不要
通話料 3分8円
公式サイト https://www.fleapbx.com/

 

BlueBean365

BlueBean365は、Webで申し込みが可能なシステムです。PBX機能だけでなく、独自開発のCTIやCRM機能がパッケージングされています。コールセンターやコンタクトセンターで行われる業務に合わせて、細かく設定することができます。

 

主な機能

・架電倍率設定

・自動アンケート機能

・オペレーター画面のフォーマット自由設計

・AI音声認識

 

利用料金

月額利用料(1ライセンス) 5,000円
初期費用(1ライセンス) 5,000円
通話料 ※要問い合わせ
公式サイト https://www.bluebean365.jp/about/

 

クラウドPBX導入で削減が期待できるコスト

クラウドPBX導入によって削減が期待できるコストについておさらいしておきましょう。

 

通話コスト

クラウドPBXを導入すれば、通話コストの削減が期待できます。複数拠点やデバイスを内線でつなぐことができるため、通話料金の大幅な削減期待できるのが魅力です。

 

導入コスト

クラウドPBXは、PBXのように主装置を設置しなくても良いため回線工事のコストを削減できます。

 

小規模~中規模以上に対応!お得な割引もあるクラウドPBXならナイセンクラウド

ナイセンクラウドは、パソコン、電話機、スマホなどにも対応しており、既にお手元にある端末を活用してご利用いただけるクラウドPBXです。03や06などの全国の市外局番はもちろん、050番号や0120・0800のフリーダイヤルに対応しています。日本マーケティングリサーチ機構調べにおいて「テレワークに役立つサービス」「信頼と実績のクラウドPBX」「経営者が選ぶ電話サービス」において1位に選ばれています。

詳しい機能については次の動画やサービスサイトをご覧ください。

▼1分でわかるナイセンクラウド

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プランは3つあり、内線数に応じて金額が変わります。内線数が多い場合はお得な割引もございます。詳しい料金は自動見積りや個別見積りでご確認ください。

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また、2台のスマホで固定電話番号を利用することに特化した「スマコテ」もございます。ナイセンクラウドの機能を小規模に導入できるスマコテで使い勝手や機能を試し、必要に応じてナイセンクラウドに切り替えることも可能です。

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クラウドPBXの導入を検討してみよう

クラウドPBXを導入することで、通話や導入コストなど、さまざまなコストの削減が期待できます。ビジネスフォンを導入しようか悩んでいる企業は、クラウドPBXを検討してみてはいかがでしょうか。