0120の料金はどうなっているの?料金を抑える方法は?

2025年2月19日フリーダイヤル/着信課金電話番号

新型コロナウイルスの影響で、2020年現在は企業の多くがテレワークを導入し、自宅で業務をこなす社員が増えています。しかし、0120番号を利用して業務を行っている企業がそのままテレワークに移行すると、自宅の電話に電話を転送する料金や通話料など、オフィスで電話業務を行っていたときよりも高額な通話料金が請求されてしまいます。

この記事では、0120番号の費用の仕組みや、費用を抑えるための方法についてご紹介します。

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0120で始まる番号を使用する際の料金は?

0120番号は、企業や組織で顧客向けの問い合わせ窓口や通信販売の電話番号として広く利用されています。企業が0120番号を利用する理由は、顧客に通話料を負担させないためです。商品に対する相談は、内容によっては長時間の通話になるため、通常の番号だと顧客側に通話料を負担させてしまいます。しかし、0120番号を利用することで通話料を着信した企業側の負担とし、顧客側には一切の負担をさせない仕組みを作っているのです。

また、通話料を顧客に負担させないことは、企業イメージの向上にも繋がります。通話料がかからないことで、顧客は安心してトラブルや使い方に関する相談を行えるので、顧客満足度の向上にも繋がるでしょう。

 

ここでは、0120番号の発着信する際の料金についての説明と、スマホや携帯で0120番号を着信する際の通話料についてご紹介します。

 

0120で始まる番号を発着信する際の料金発生の仕組み

通常の電話は電話をかけた発信者が通話料金を負担し、着信者側には料金が発生しない仕組みです。しかし、0120番号の場合は、前述したように発信者には通話料がかからず着信者に通話料が発生します

 

0120番号の主な通話料金については、株式会社NTTコミュニケーションズが設定したフリーダイヤルの通話料(一般回線)を参考に説明します。

通話料金(全国一律)
一般回線など固定端末から着信

(NTTコミュニケーションズの050IP電話・IPVoice回線(050番号帯)、他社の050IP電話含む)

8.5円(税込9.35円)/180秒
携帯電話から着信

(衛星携帯・自動車電話、衛星船舶電話含む)

10円(税込11円)/20秒
公衆電話から着信 30円(税込33円)/60秒

https://www.ntt.com/business/services/voice-video/freedial-navidial/freedial/price.html

 

0120番号への電話をスマホで着信する方法

0120番号をスマホや携帯電話で受けたい場合には、電話転送サービス(ボイスワープなど)の設定が必要になります。電話転送サービスとは、かかってきた電話を事前に指定した番号に転送するサービスです。電話を転送させる方法は、転送元の電話を鳴らさずに転送させる「無条件転送」や一定時間転送元の電話機で応答がない場合に転送する「無応答時転送」など種類があります。転送方法を組み合わせて、利用することが可能です。

 

0120番号をスマホや携帯で着信するには通話料が二重にかかる

0120番号への電話をスマホで着信するには、上述したように電話転送サービスの設定が必要です。

ただし電話転送サービスは、転送時の通話料金が発生します。つまり、0120番号を転送する場合は、着信時の通話料に加えて転送時の通話料と二重で料金を支払わなければいけません。したがって、電話応対が多いほど電話を転送させる機会が多くなり、その都度転送通話料が加算され大きな負担を背負ってしまいます。

 

クラウドPBXなら転送なしで0120番号への電話をスマホで着信できる

企業規模が大きくなれば、それだけ0120番号への着電も増加する可能性が高まります。また、電話転送サービスは、転送電話と携帯電話宛て電話の判別もできません。

電話の判別ができないと、かかってきた電話が業務にかかわるものか個人の携帯電話宛ての電話かが分からず、後回しにしてしまう可能性もあります。さらに社外にいて取引先にスマホから電話をかけた場合、相手には0120番号ではなく、スマホの電話番号が表示されるため、迷惑電話と勘違いされてしまいかねません。

これではビジネスチャンスを逃してしまうだけではなく、企業にとって大きな損失につながってしまうリスクも増加します。

 

業務を効率化しつつコストを抑え、0120番号をスマホへの転送も可能にしたい場合には、クラウドPBXの活用をおすすめします。

クラウドPBXは、インターネット環境さえあればスマホやPCで一斉着信も可能です。転送の手間をかけることなくオフィスと変わらない電話対応が実現するため、どこにいてもスムーズな電話対応が実現します。

また、スマホやPCは登録しておくことで内線化され、社内電話で一度対応してから社外にいる社員のスマホに取り次いでも転送サービスを通さないため、通話料が発生しません。

さらに、個人のスマホ宛てか0120番号宛てかの判別もクラウドPBXの専用アプリを使えば、着信時に判別が可能になるため、取りこぼしのリスクもなくなります。そして、こちらから取引先へかける際もスマホから0120発信できるため、迷惑電話と勘違いされるリスクもなくなるでしょう。

 

クラウドPBXの注目すべきメリット

クラウドPBXにおいて、転送なしで0120番号をスマホで受けられる以外にも次のようなメリットがあります。

 

  1. 細かいコールルーティングが可能

コールルーティングとは、発信者の条件と着信者の状況に応じて電話を振り分ける通信制御技術です。クラウドPBXでは、支社で電話の出ない場合に本社に発信させるような細かい設定が可能になっています。

 

  1. 電話内容のモニタリングが可能

例えば、上司が新入社員の電話対応をモニタリングし、通話相手には分からないよう、電話中にアドバイスや指示を送る機能(ウィスパリング)があります。これにより、自社のイメージダウン防止が可能です。

 

  1. CRMとの連携でCTI機能の活用が可能

電話とパソコンを統合させるCTI機能を使い、着信があった際、顧客情報をパソコンに表示できます。また、クラウドPBXとCRMの連携により、パソコンに表示されている番号をクリックするだけで電話の発信も可能です。

 

0120番号に対応しているクラウドPBX「ナイセンクラウド」

弊社、アイティオール株式会社が提供する「ナイセンクラウド」は、0120番号に対応しているクラウドPBXです。2012年にサービスを開始したナイセンクラウドは、稼働期間12年以上の間に6,000社を超える導入実績を誇り、雑誌やテレビなど数々のメディアで紹介されてきました。

ここでは、ナイセンクラウドの機能や料金プラン、実際に導入している企業様の事例などをご紹介します。

ナイセンクラウドなら0120番号やそれ以外の番号にも対応

ナイセンクラウドでは、東京03や大阪06などの全国局番・IP電話番号050・フリーダイヤル0120と0800が利用できます。利用できる主な電話回線業者は、RakutenやKDDI、NTTなどです。

Rakuten回線はナイセンクラウドと最も相性の良い回線業者で、柔軟に対応ができることが特徴です。利用可能な番号は、050・0120・0800の3種類です。Rakuten NUROのプランでは、楽天ブロードバンドプラン・NURO Bizプランへの契約も必要です。利用可能な番号は、東京や大阪・福岡などの一部地域の番号です。

KDDI回線は電話をかける機会が多い企業におすすめで、秒単位や分単位で課金される仕組みです。番号は、03・050・0120・0800が利用可能です。

NTT回線は機器を設置することで利用できます。また、フレッツ・ひかり電話シリーズの契約も必要になります。利用可能な番号は、北海道~沖縄までの011~099番号です。

 

上記で紹介した電話回線業者の他にもナイセンクラウドを利用できる場合がありますので、ナイセンクラウドの導入を検討されている方は事前にお問い合わせください。

>>ナイセンクラウドについて相談する<<

ナイセンクラウドの機能や特徴

ナイセンクラウドには便利な機能が豊富に揃っています。

ナイセンクラウドはフリーダイヤルでの発着信に対応していますが、通話料は固定電話から3分8円~、携帯電話から3分17円~と格安です。番号ポータビリティで既存電話番号を利用できますので、ナイセンクラウドへの切替えもスムーズに行えます。

また、ナイセンクラウドでは、時間帯によって着信のルールやアナウンスを設定することが可能です。特定の番号から着信が来た場合に専用の内線を呼び出す設定や、営業時間外に電話がかかってきたときにアナウンスで呼びかけるなどの細かな設定が可能になります。電話の多い企業では電話対応に時間や手間を取られてしまいがちですが、ナイセンクラウドを導入することでそれらを大幅に削減し、業務効率を改善することが可能です。他にも、用件別に電話ガイダンスができる設定や、着信時に顧客情報をパソコンに表示するなどのオプション機能も豊富です。

 

1分の動画にその他の機能や特徴を含めて、ナイセンクラウドについてまとめています。ぜひご覧ください。

ナイセンクラウドの導入事例

実際にナイセンクラウドを導入した事例をご紹介します。

 

◎企業拠点が複数ある企業のケース
以前は拠点間での通話により高額な通話料が請求されてしまう、拠点ごとに番号を複数所有しているため管理が大変といった問題がありました。ナイセンクラウドの利用で、拠点間の通話料が無料になり、番号も統一することができるため管理がしやすくなりました。また、拠点が海外でも内線の利用が可能となり、高額な国際電話通話料も大幅に削減できるようになりました。

 

◎在宅勤務社員が多い企業のケース
以前は在宅勤務者と社内とのやりとりが不便でかけ直すことも多く、在宅勤務者が会社からの電話か自宅宛の電話か判別できない問題がありました。しかし、ナイセンクラウドの導入で3桁の内線番号を押すだけで指定した相手とスムーズにやりとりができるようになりました。また、会社からの電話をパソコンやスマホに転送できるおかげで、会社宛・自宅宛の判別が可能となった点も大きなメリットです。

ナイセンクラウドの料金

料金プランは、ライト・ペア・プロの3種類があります。3つのプランとも初期費用は一律10,000円です。

ライトプランは、個人で運営している企業向けのプランで内線機能は利用できませんが、社外で会社番号の利用やオプション機能を利用する方にはおすすめです。端末台数は、1内線を月額2,000円で利用できます。

ペアプランは、起業したばかりで外出機会が多い企業向けのプランです。個人または、2人で運用している企業におすすめで、内線機能も利用できます。端末台数は2つ、月額5,000円で利用できます。

プロプランは、中規模以上の企業向けでナイセンクラウドの機能をフルで活用したい方におすすめです。端末台数は5内線からで5内線以上になると1内線追加ごとに1,000円加算されます。ただし、一定の内線数に応じて割引が適用されます。月額費用は10,000円で利用可能です。

 

ナイセンクラウドのサービスサイトでは、自動見積り、個別見積りが可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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また、内線数(端末数)が2台のみでお得にフリーダイヤルを利用したいなら、スマフリをご検討ください。スマフリは月額2,480円で0120、0800、050番号をご利用いただけます。ナイセンクラウドの標準機能をスマフリでも利用可能です。

個人事業主の方や少数の従業員が電話を特に利用することの多いケース、また、ナイセンクラウドの導入を検討中で小規模導入から始めてみたい場合におすすめです。

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0120番号は賢く料金を抑えて活用しよう

この記事では、0120番号を使用する際の料金を抑える方法についてご紹介しました。0120番号を効率的かつ低コストで利用するためには、クラウドPBXの利用がおすすめです。豊富な機能を揃えているので、電話業務全体を効率化してくれます。0120番号を利用している方でコストを削減したい方は、ぜひナイセンクラウドを導入ください。