0800を携帯で発着信できるメリットとは?どうすればいい?

2024年7月17日フリーダイヤル/着信課金電話番号

0800は0120と同じでフリーダイヤルの1つです。使える機能はどちらの番号も同じですが、0800番号にはいくつかのメリットも存在します。では、0800を使うことで一体どのような利点があるのでしょうか。

この記事では、フリーダイヤル0800の概要やメリットに加えて、携帯電話を使ってフリーダイヤルを発信する方法についてご紹介します。これからフリーダイヤルの取得をする方、テレワーク中で電話業務に悩みを抱えている方は必見です。ぜひご覧ください。

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0800を携帯で発着信できるメリットは?

0800のフリーダイヤルにはさまざまなメリットがあります。0120に比べると、認知度はまだまだ低いかもしれませんが、最近では0800の番号を利用する企業も増えてきたため、今後は認知度もさらに向上していくはずです。

ここでは、0800の番号についての概要を理解したうえで、携帯で発着信をするメリットについて確認してみましょう。

0800の概要

0800は0120と同じフリーダイヤルの一種で、1997年の7月から利用が開始されました。当時はフリーダイヤルというと0120から始まる番号の認知度が高く、広く使われていましたが、認知度が高いがゆえに番号が枯渇してしまうという現象が起きました。そのため、諸外国でも多く採用されている「0800」から始まる11ケタの番号を活用して、フリーダイヤルに割り当てるようになったのです。双方で使える機能自体にはまったく違いはありません

 

一方で0800のフリーダイヤルを使うメリットはいくつかあります。

まず挙げられるのが、0120よりも空き番号が多く、キリの良い番号・ゴロが合う番号を選びやすいという点です。0120のフリーダイヤルはすでに多くの人に使われているため、覚えやすい番号やキリの良い番号はすでに利用されてしまっていることがほとんどです。しかし、0800番号はケタ数も多く、キリの良い番号も残っています。企業や会社がフリーダイヤルを利用する際は、自社の製品やサービスに紐づいた電話番号を使いたいケースがほとんどだと思うので、これから取得する場合は0800の番号から選んだ方が良いかもしれません。

ちなみに、海外ではこの0800番号のフリーダイヤルの方が一般的です。今後、海外展開を考えている場合や、すでに海外拠点がある場合にはさらに相応しいでしょう。

また、0800は0120の番号と比べて安価に利用できるケースもあります。契約するキャリアによっては、先に説明したように0120の番号が枯渇していることから0800番号の推進キャンペーンを行っていることもあります。そうしたキャンペーンを利用するのであれば、0120より安価に導入できるでしょう。

その他にも、間違い電話がかかってくる確率が低いというメリットもあります。0800は中古番号ではないことが多いため、以前利用していた事業者宛の電話がかかってくるということはありません。一般的にフリーダイヤルはお問合せ窓口や総合窓口などで活用されることが多い電話番号なので、間違い電話によるロスを減らせるという利点もあるでしょう。

外出先や自宅でも対応ができる

それでは、携帯で0800の発着信ができるメリットについて説明していきましょう。

携帯で0800を発着信できるようになると、外出先や自宅でも会社にいるのと同じように通話ができます

また、出張先や客先への移動中で、重要な電話を取り逃がした経験がある方も少なくないのではないでしょうか。フリーダイヤルには、今後自社の顧客になり得る人も電話をかけてくるため、電話を逃すことはビジネスチャンスを逃すことにもつながります。したがって、機会損失を減らすという観点からも、携帯電話での0800番号の発着信は利点があります

複数拠点でも同一の番号を利用できる

移動可能な携帯端末で0800番号の発着信ができれば、拠点Aにいても拠点Bにいても、0800番号の発着信が可能になります。業務を拠点ごとに分業している会社では社員がその間を行き来する機会も多く、異動により勤務地が変わることも起こりやすいです。

しかし携帯で0800番号の発着信ができれば、携帯を持ち運びさえすればどこの拠点で受電できるようになるため、電話の取りこぼしを減らせます

携帯へ転送では何がダメなのか?

ではどのようにして0800番号を携帯で発着信できるようにするのでしょうか。

固定電話から携帯電話に転送して着信を受ける方法もありますが、その方法ではデメリットもあり、実用的ではありません。固定電話から携帯電話に転送を行う際のデメリットについて詳しく見ていきましょう。

コストが高くなる

まず挙げられるデメリットとして、コストの高さがあります。携帯への転送では、転送サービスの利用料だけでなく転送の際の通話料が非常に高くなります。転送にかかるコストは各キャリアによって誤差はありますが、1分当たり16円~と高額です。また、日常業務において転送処理は頻繁に行われるため、トータルで考えるとかなりの費用になることも珍しくありません。こうした理由から、通常の転送サービスを使うのは現実的な方法とは言えないでしょう。

複数の携帯では受け取れない

複数の携帯電話で受電できないことも大きなデメリットです。一般的な転送サービスは1台につき、1つの番号しか転送ができません。そのため、着信した際の状況によっては電話を取り逃がしてしまうケースもあります

複数の携帯に着信し、手が空いている人が取れるようなサービスであれば問題はありませんが、普通の転送サービスではそのような仕組みにはなっていません。常に電話業務に対応できる人員がいない場合は、効果的に使うことはできないでしょう。

コストを抑えて複数携帯で0800の発着信を行うには?

では、コストを抑えたうえで電話に出やすい仕組みを作るためにはどうすればいいのでしょうか。

そのようなときに役立つのが「クラウドPBX」というシステムです。このシステムを活用すれば、低価格で導入・運用できるうえに、複数の電話で着信・転送を行うことが可能です。もちろん、フリーダイヤルを使った発着信もできます。

そんな便利なクラウドPBXとは、一体どのようなものなのでしょうか。詳しく確認してみましょう。

クラウドPBXを使おう

クラウドPBXの説明をする前に、まずPBXに関する解説をします。

PBX(Private Branch Exchanger)とは「電話交換機」のことで、外線と内線を繋ぐなどの各電話機を繋ぐ機能を持った装置です。この装置があることで、オフィス内で内線の取次ぎや、転送機能が利用できるのです。多数の問い合わせを受けたり、企業内で電話を取次いだり、拠点間で通話をしたりと、電話業務にPBXは欠かせないものです。転送や保留、留守番電話機能をビジネスフォンに設定し、業務の効率化を図ってきた企業も多いでしょう。

 

一方クラウドPBXは、PBXの機能をクラウド化することで、インターネット上に同じ役割を持たせたものです。PBXには設置のための工事費用がかかったり、メンテナンス費用が必要だったりと、コスト面で課題がありました。しかし、クラウドPBXではそのような心配もありません。ネットワーク環境さえあれば、個人の携帯電話やPC・タブレットを利用してビジネスフォンと同じように使えるようになるのです。そのため、電話端末の導入費用はかかりません。また、PBXの導入に必要な回線工事費・メンテナンス費・拠点移動による撤去費用などもかかりません。設定や管理も全てインターネット上で完結します。

 

クラウドPBXを使えば、携帯電話をオフィスの備え付け電話と同等に使用できるため、0800番号の発着信が、複数の携帯端末で可能になります。携帯への転送とは異なるため、転送に掛かる費用も必要ありません

0800の携帯での発着信以外にクラウドPBXでできること

クラウドPBXを使えば、0800の携帯での発着信ができますが、それ以外にもさまざまな恩恵があります。その1つに、BCP対策としての側面があります。

BCPとは、Business Continuity Planの頭文字を取った略称で「事業継続計画」のことです。災害やテロ、また緊急性の高い状況など危機的状況においても業務が継続できる方法を用意し、事業を継続的に行えるようにしておく計画やその対策を指すものです。

例えば、災害発生時には通信環境が不全になるケースもあるでしょう。そうした際、通信環境の復旧は急務の課題ですが、災害時にはその他にも対応しなければならないことも多く、復旧作業に時間が取れない可能性も考えられます。

その点、クラウドPBXの場合、復旧作業はサービス提供会社に一任することができるため、その他の作業に専念できます。また、PBXのように物理的な装置を伴わないため、復旧作業も比較的早く済むでしょう。

 

このように、BCP対策としてもクラウドPBXの仕組みは役に立ちます。BCP対策は目に見えて成果が出てこないので、すべての企業ですぐにメリットを実感できるわけではありません。しかし、自然災害の多い日本では特にBCP対策は講じておくべき必要な手立てであることは間違いなく、実際にBCP対策のためにクラウドPBXを導入し始めている企業もあります。

0800を携帯で発着信するなら「ナイセンクラウド」をご検討ください

近年はクラウドPBXのツールもさまざまなものがありますが、今回は弊社が提供する「ナイセンクラウド」をご紹介させていただきます。ナイセンクラウドの特徴をいくつかご紹介します。

 

◎多数の実績があり、開始も終了も迅速に対応できる

ナイセンクラウドは安定的な稼働を12年間以上続けている実績があり、高い評価を得ています。

また、インターネット環境が整っていれば申し込みから10日前後で開通することができ、最短では2日で開通の実績もあります。

 

◎リースの必要がない

ナイセンクラウドはサービスの一貫として利用する形態のものなので、委託業者から機材をリースし、社内に配置して利用を開始することはありません。また、リースは自社の財産にならないだけでなく、途中解約もできないケースがほとんどです。しかし、ナイセンクラウドはクラウド上でサービスを受ける形になるので、大きな機材などをリースする必要がなく、好きなときに利用を開始していつでも解約可能です。

 

◎03 / 06 / 050 / 0120 / 0800局番での発信・着信が可能

使用可能な電話番号は、「03」「06」などの市外局番や「050」「0120」「0800」局番です。外出先や拠点、海外でも固定電話で発着信して内線取次ぎができます。また、既存番号を引き続き利用できるプランもあります。

 

◎複数電話番号の一括管理

ナイセンクラウドでは、複数電話番号を一括管理できます。例えば、代表電話番号・通販窓口・フリーダイヤル番号・支店の電話番号・テスト用電話番号など、複数の電話番号を利用されている企業も多いことでしょう。複数電話番号を所持できるため、用途ごとに使い分けることも容易です。

 

◎ウェブ電話帳登録先相手名通知

電話番号を複数設定することもできるナイセンクラウドですが、着信時はどこの電話番号宛てに、誰から、いつかかってきたのかが一目で分かるように表示されます。IP電話機・PC・スマホ、基本的にはいずれも同様に表示されます。そのため電話を掛けてきた相手を担当する社員がすぐに自分宛の電話だと判断でき、担当者が電話を直接取ることで取次ぎの手間を省きます。

 

ナイセンクラウドの特徴はまだまだあります。ぜひ紹介動画やサービスサイトをご確認ください。

 

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また、内線数(端末数)が2台のみでお得にフリーダイヤルを利用したいなら、スマフリをご検討ください。スマフリは月額2,480円で0120、0800、050番号をご利用いただけます。ナイセンクラウドの標準機能をスマフリでも利用可能です。

個人事業主の方や少数の従業員が電話を特に利用することの多いケース、また、ナイセンクラウドの導入を検討中で小規模導入から始めてみたい場合におすすめです。

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携帯での0800の発着信を可能にしよう!

今回は携帯で0800番号からの発着信ができるようになるメリットや、それを実現するクラウドPBXについてご紹介しました。0800を携帯で発着信できるようになれば、業務効率の改善や社員にとって働きやすい環境作りが一層進むでしょう。

この機会に、ぜひ度クラウドPBXの「ナイセンクラウド」の導入をご検討ください。