内線に掛かる費用ってどのくらい?お得に内線を構築するならクラウドPBX

日々の業務の中で、内線電話は必要不可欠です。一般的に、内線電話を利用するためには、ビジネスフォンや電話交換機を購入し、工事をする必要があります。かかる費用も決して安くはなく、導入に二の足を踏んでいる企業も多いのではないでしょうか。
しかし、近年は従来の方法以外にも、インターネットを活用した便利な電話サービスがいくつか存在します。内線や転送、実用的なオプション機能などが搭載されていることもあり、導入を進めている企業も増えています。今回は内線構築にかかる費用について、また、お得に利用できるクラウドPBXの仕組みやサービスについてご紹介します。
内線の構築に必要なものと費用
内線を構築すると、社内の電話機同士を短い内線番号でつなげられます。ただし、従来型のPBXを使う場合は、電話機を用意するだけでは利用できません。主装置の設置や配線、各種設定なども必要になるため、導入前に費用の内訳を把握しておく必要があります。
従来型の内線環境を構築する際に必要となる主な設備や作業は、次のとおりです。
- PBX・主装置
- ビジネスフォン
- 電話回線
- 電話線やLANケーブルなどの配線
- 主装置の設置・設定作業
- 電話機ごとの内線番号設定
- 配線工事や開通工事
- 保守・修理対応
PBXは、外線と内線を制御する電話交換機です。外部からの着信を複数の電話機へ振り分けたり、社内の電話機同士を内線で接続したりする役割があります。オフィス内へ機器を設置する従来型のPBXでは、利用する電話機の台数や必要な機能に合わせて主装置を選ばなければなりません。
ビジネスフォンも台数分の購入費が発生します。中古品やリースを利用する方法もありますが、主装置との互換性や保守期間を確認する必要があります。また、電話機を設置する各席まで配線を延ばす場合は、配線工事費も必要です。
従来型PBXの導入費用は、電話機の台数、オフィスの広さ、配線状況、主装置の種類によって大きく変わります。
| 確認する費用 | 主な内容 |
| 機器費 | PBX、主装置、ビジネスフォンなど |
| 工事費 | 主装置の設置、配線、電話機の設定など |
| 回線費 | 固定電話回線の契約・利用料金 |
| 保守費 | 故障対応、設定変更、定期保守など |
| 追加費用 | 電話機や内線の増設、移転時の再工事など |
初期費用だけでなく、導入後の増設やオフィス移転にかかる費用も確認しておくと、長期的なコストを比較しやすくなります。
クラウドPBXでコスト削減&スマホも内線化
クラウドPBXは、従来オフィス内に設置していたPBXの機能を、インターネット経由で利用するサービスです。自社に大型の主装置を設置しないため、機器の購入費や設置工事費を抑えやすい点が特徴です。
すでに使用しているスマホやパソコンに専用アプリを設定すれば、それらの端末を内線電話として利用できる場合があります。ビジネスフォンを利用人数分購入する必要がなくなり、内線を追加する際も大規模な配線工事を避けやすくなります。
クラウドPBXで削減しやすい主なコストは、次のとおりです。
- PBXや主装置の購入費
- 主装置を設置するための工事費
- 電話機を増設する際の配線工事費
- PBXの保守・交換費
- オフィス移転時の撤去・再設置費
- 拠点間や社員間の内線通話料
- 固定電話からスマホへ転送する際の通話料
従来型のPBXでは、基本的にオフィス内へ接続された電話機が内線の対象です。別の拠点や外出中の社員へ連絡する場合は、外線通話や電話転送が必要になるケースがあります。
一方、クラウドPBXでは、同じサービスに登録したスマホやパソコンを内線端末として扱えます。インターネットに接続できる環境であれば、オフィス、自宅、外出先など場所が異なっていても内線で連絡できるため、テレワークや複数拠点での利用にも対応しやすくなります。
登録端末間の内線通話やスマホによる会社番号の発着信も、クラウドPBXの特徴です。スマホを内線化すれば、会社の代表番号への着信を外出先で受けたり、担当者同士で内線転送したりする運用も可能です。個人の携帯電話番号を相手へ知らせずに済むため、私用と業務用の連絡先も分けやすくなるでしょう。
ただし、クラウドPBXでは初期費用や月額利用料、外線通話料、オプション料金などが発生します。サービスを比較する際は、単純な月額料金だけでなく、利用人数、必要な内線数、外線番号の数、通話録音などの機能も含めて確認してください。
クラウドPBXと従来型のPBXで内線構築の費用を比較
従来型PBXとクラウドPBXでは、費用が発生する項目が異なります。従来型PBXは機器や工事に初期費用がかかりやすい一方、クラウドPBXは月額利用料を支払う形が一般的です。
主な違いを整理すると、次のようになります。
| 比較項目 | 従来型PBX | クラウドPBX |
| PBX・主装置 | 購入またはリースが必要 | 自社での設置は原則不要 |
| ビジネスフォン | 利用台数分を用意 | スマホやパソコンを利用できる場合がある |
| 設置工事 | 主装置の設置や配線工事が必要 | 大規模な設置工事は原則不要 |
| 初期設定 | 現地での機器設定が中心 | Web管理画面やアプリで設定する方式が中心 |
| 月額費用 | 回線料、保守料など | サービス利用料、番号利用料など |
| 内線の追加 | 機器や配線の追加が必要な場合がある | 契約やアカウントの追加で対応しやすい |
| オフィス移転 | 撤去・移設・再工事が発生しやすい | 設定変更で対応できる場合がある |
| スマホの内線化 | 別の機器やシステムが必要 | 標準またはオプションで対応するサービスが多い |
| 保守管理 | 自社または保守会社が対応 | サービス提供会社がシステムを管理 |
| 内線通話料 | 同一PBX内は原則無料 | 登録端末間は原則無料 |
従来型PBXは、専用機器を社内に設置して運用するため、インターネット環境のみに依存しない構成を選べる点があります。しかし、電話機の台数が多い場合や、将来的に移転・増員を予定している場合は、機器や工事にかかる費用も考慮しなければなりません。
また、クラウドPBXでは月額費用が継続して発生しますが、主装置の購入や大規模な配線工事を省きやすく、初期投資を抑えられる可能性があります。社員のスマホやパソコンを活用すれば、専用電話機の購入台数も減らせます。どちらが安くなるかは、利用人数や内線数、契約期間、必要な機能によって異なります。比較する際は、初期費用だけでなく、数年間の月額料金、保守費、増設費、移転費を含めた総額で判断するのが重要です。
内線の通話料は無料?
同じPBXやクラウドPBXに登録されている端末同士の内線通話は、原則として通話料がかかりません。ただし、外線番号へ発信した場合や、固定電話から携帯電話へ転送した場合には通話料が発生する可能性があります。クラウドPBXでもデータ通信は利用するため、スマホの通信契約や利用環境を確認しておきましょう。
内線の費用を抑えたいなら「ナイセンクラウド」
そんな便利なクラウドPBXサービスですが、どのサービスを選ぶべきか迷う方もいるかもしれません。そんなときには、ぜひ当社の「ナイセンクラウド」をお試しください。ナイセンクラウドには便利な機能が搭載されていて、リーズナブルな価格で導入・利用が可能です。
ナイセンクラウドの内線の費用
ナイセンクラウドでの内線費用は、登録した端末間であればいつでもどこでも通話料は無料です。一般的なビジネスフォンと異なり、オフィス以外の場所で自由に使えます。外出先はもちろん、遠隔地の拠点や海外とのやりとりにも費用は発生しません。
ナイセンクラウドの外線の費用
外線にかかる費用も、3分あたり8円~と低価格で利用できます。携帯電話網や国際電話網を使用しない仕組みなので、外出先・海外から顧客先へ連絡する場合、あるいは日本の顧客から海外にいる担当者へ連絡する場合も安く済みます。
ナイセンクラウドの機能
ナイセンクラウドは内線・外線の費用を安くするだけでなく、普段の電話業務を効率化する機能とオプションを豊富に取り揃えています。ナイセンクラウドの基本機能とオプション機能について詳しくご紹介します。
基本機能
03・06といった地域型の電話番号に加え、0120・0800などのフリーダイヤルも利用できます。特にフリーダイヤルを使用しながら電話転送サービスも利用しているケースでは、通話料が二重に掛かっており、ナイセンクラウドの導入によってその二重に掛かる費用を削減することができます。
着信があった際には、誰からどの番号でかけられたかがディスプレイに表示されるため、電話を取る前に要件を切り分けることも可能です。
また、あらかじめコールルーティングを設定しておくことで、さらなる効率化も実現できます。時間ごとに切り分けて着信ルール・アナウンスなどを決められるので、忙しい時間帯やお休みの際にも役立つでしょう。
管理面では、Web上で電話履歴を確認したり、設定変更ができたりします。履歴をもとに営業状況が可視化されるため、テレワーク中のスタッフ管理にも便利です。
ナイセンクラウドの基本機能や特徴についてまとめた動画がありますので、ぜひご覧ください。
オプション機能
その他にも、高水準なオプション機能もご用意しております。
まず1つ目が、自動通話録音機能です。この機能では、設定した電話に対して発着信の全通話を録音することができます。音声データは3ヶ月間保持され、ダウンロードすることも可能です。お客様とのやり取りで何かトラブルが起きた場合や、他支店に対応内容を引き継ぐ際に役立ちます。録音データは100時間を超えるものから、古い順番に削除されます。
2つ目がモニタリングとウィスパリングの機能です。お客様の対応中に、他のスタッフが通話内容を確認しながらアドバイスをすることができます。もちろん、お客様にアドバイスが聞こえることはありません。電話業務の経験が浅い方や、新人研修の際にも役立つ機能です。
3つ目はIVR・音声ガイダンス機能です。あらかじめ要件別に設定を行うことで、電話業務が効率化できます。
4つ目は電話会議機能です。契約内線数の範囲であれば同時通話が可能です。複数拠点を交えた会議や、全体朝礼などを行う際にも便利です。
5つ目は電話の着信時にPC画面上でポップアップ通知をする機能です。着信の際、誰からどの電話番号宛てにかかってきたかが通知されます。誰が取るべき電話なのか、瞬時に判別できるようになるため、無駄な取り次ぎを減らすことができます。また、対応速度の向上やたらい回しの軽減にもつながるため、顧客満足度にも寄与するはずです。
ナイセンクラウド導入の手順


ナイセンクラウドの導入手順は、ご利用予定のサービスによって異なります。大きく、Rakuten・KDDI・NTTとその他に分かれており、サービス内でもさらに分かれているケースもあります。では、それぞれのサービスごとに導入手順を紹介します。
まずは、Rakutenを利用する場合です。通常申込と特急申込の2種類の申込方法があり、どちらも申込フォームか電話から申請できます。申込後、当社からメールまたはFAXにて申込書類を送付し、メール・FAXまたは郵送で申込書類・身分証明書のコピーを返送していただきます。
特急申込の場合は、書類到着後に電話番号の開通手続きと初期費用の請求書が発行され、開通手続きが完了します。対して、通常申込の場合は書類到着、電話番号の開通手続き・初期費用の請求書発行が順に行われた後、楽天コミュニケーションズ社から開通通知書が届くので、確認次第、当社にご連絡いただきます。
その後の手順はどちらの申込方法でも同様で、ID・パスワードの発行と設定、発着信テストなどを経て利用開始となります。
次に、KDDIの申込方法をご紹介します。KDDIの申込方法は1種類で、Rakutenの通常申込の手順とほぼ同様です。KDDIの場合は、申込用紙の送付がメールのみとなっています。
最後に、NTTとその他サービスの申込方法です。24CHまでのNTT機器設置型に該当する場合は申込フォーム・電話で申込が可能です。なお、NTT25CH以上、またはその他電話事業者の場合は個別相談となります。その後、メールにて申込用紙を送付し、ネットワーク機器の型番などを伺います。確認が終わり次第、申込用紙を返送いただきます。申込到着後、電話番号開通手続き・ナイセンクラウドの初期費用のご請求書発行を経て、ゲートウェイ機器を送付します。その後の流れはRakuten・KDDIと同様です。
また、対応サービスによっても導入スケジュールは異なりますが、最短即日・最長2週間程度でご利用いただけます。
また、ナイセンクラウドの利用料金プランはライト・ペア・プロの3つがあり、初期費用は一律10,000円です。
ライトは一人で運営している企業向けのプランで、2,000円の月額費用で利用できます。出先で固定電話を使った発信をしたり、オプション機能を利用したりする方におすすめです。
ペアは1,2人で運営している会社向けのプランで、月額5,000円で利用可能できます。内線機能をはじめ、スマホやPCといったデバイスで取り次ぎができるので、起業したばかりで外出が多い企業にぴったりです。
プロは中規模以上の会社向けのプランで、各種機能をフルで活用できます。月額費用は10,000円で5内線まで利用できます。さらに、内線を追加する場合は1内線につき1,000円が加算されますが、内線数が多ければ割引率が適用されます。
具体的にどのくらいの費用が掛かるのかは、サービスサイトにて自動見積もり・個別見積もりが可能です。お気軽にお問い合わせください。
内線は費用を掛けずに導入しましょう
オフィスなどで内線を構築しようとすると、どうしても費用が掛かりがちです。電話交換機の設置や各種回線の工事、電話端末の代金など、コストが発生する部分が非常に多いです。しかし、クラウドPBXサービスを活用すれば、内線を安く早く導入できます。
また、クラウドPBXサービスの多くは、電話業務に役立つ機能が搭載されているため、業務効率化にも寄与します。特に、当社のナイセンクラウドは企業の大小や業界業種を問わず、多くの方にマッチするよう各種プランを揃えています。テレワークの普及で内線を含む電話環境に悩みを抱えている方、お得に便利なシステムを導入したい場合は、ぜひお問合せください。お得に賢く、より良い内線環境を実現しましょう。





















