0800で始まる電話番号は通話料がかかる?料金の仕組みやメリットを解説

2025年11月13日フリーダイヤル/着信課金電話番号

最近では0800で始まる電話番号を使用している企業が増えてきました。自社でも0800で始まる電話番号を導入したいと検討している経営者の方も多いでしょう。そこで気になるのが0800で始まる電話番号の通話料金です。どのような仕組みで通話料金が決まるのか、通常の電話番号との違いを把握しておく必要があります。

本記事では0800で始まる電話番号の通話料金の仕組みや、企業が0800で始まる電話番号を利用するメリットについて解説していきます。

 


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0800で始まる電話番号は「着信課金番号」

0800で始まる電話番号は着信課金電話番号のため、市外局番から始まる通常の電話番号とは異なります。では、そもそも着信課金電話番号とは一体何なのか、通話料金の決まり方や活用例と併せて見ていきましょう。

 

着信課金番号とは

着信課金番号というのは、その番号に電話をかけた際に、着信を受けた側に通話料金が発生する仕組みの電話番号のことです。通常、電話を発信した側に通話料金が発生しますが、0800で始まる電話番号に電話をかけた場合、電話をかけた側には通話料金が発生しません。

NTTコミュニケーションズでは着信課金電話番号のサービスをフリーダイヤルという名称で提供しています。一般的には着信課金番号を総称してフリーダイヤルと呼ばれることが多いです。しかし、正確にはNTTコミュニケーションズ以外のサービスはフリーダイヤルではありません。例えば、KDDIではフリーコール、SoftBankではフリーコールスーパー、楽天モバイルではフリーボイスというサービス名です。

また、0800で始まる電話番号の他に0120で始まる電話番号も着信課金電話番号に使用されています。

 

0120番号との違い

0800で始まる電話番号と0120で始まる電話番号は、どちらも着信課金番号であり、電話をかけた側の通話料が無料になる点は同じです。しかし、0800番号は0120番号よりも後に着信課金番号として利用が始まったため、まだ未割り当ての番号が多く残っています。このため、企業が希望する覚えやすい番号を取得しやすいというメリットがあります。

 

0800で始まる電話番号の通話料

0800で始まる電話番号は、電話をかけた消費者側には一切通話料がかかりません。通話料は全て電話を受けた企業側が負担します。これは、顧客が通話料金を気にせず気軽に問い合わせができるようにするための仕組みです。

 

【企業側】0800で始まる電話番号に着信があった場合の通話料

企業が負担する通話料は、一般的に通話時間や回線種別によって異なります。基本的に、「基本料金」+「通話時間に応じた料金」を支払います。

 

【消費者側】0800で始まる電話番号に電話をかける場合の通話料

前述の通り、0800番号は着信課金番号のため、電話をかける側である消費者には通話料が発生しません。スマートフォンや固定電話など、どの電話からかけても無料です。

 

0800電話番号の活用例

0800番号は、多くの人々が利用するサービスや機関で活用されています。その代表的な例は、銀行やクレジットカード会社のカスタマーサポート、大手通信会社の問い合わせ窓口です。これらは、お客様が料金を気にせず気軽に相談できるようにするために導入されています。また、電力会社やガス会社といった公共性の高い事業者のほか、自動車メーカーや保険会社もお客様相談窓口に0800番号を設けています。

公的機関での利用も増えています。年金や税金関連の問い合わせ窓口でも期間限定で導入されるケースがあり、国民が気兼ねなく問い合わせできる環境を整える上で重要な役割を果たしています。このように、0800番号は、企業と顧客、そして公的機関と市民との間のコミュニケーションを円滑にする上で欠かせないツールとして機能しているのです。

 

企業が0800で始まる電話番号を使うメリット

企業が0800で始まる電話番号を使用すると、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

 

顧客の金銭的負担を減らし問い合わせを増やす

通常の固定電話番号の場合には、発信側に通話料金が発生するため、問い合わせをためらう人もいるでしょう。固定電話の番号への発信は、金銭的負担を伴うため、ハードルが高く感じられてしまいます。

その一方で、0800で始まる電話番号なら顧客にとって通話料金の負担はありません。少し気になるサービスがあって詳しく知りたい場合などには、気軽に問い合わせできます。企業にとっては、顧客が問い合わせをためらうことでの機会損失を減らせるのがメリットです。電話料金が多少高くなったとしても、それ以上に利益の増加が期待できます。

 

折り返ししてもらいやすい

取引先や顧客に電話をかけても、タイミングが悪く受電できないこともあるでしょう。後から再び電話をかける必要があり、業務がスムーズに進まなくなることも珍しくありません。

0800で始まる電話番号なら、折り返ししてもらいやすいのがメリットです。固定電話の番号なら折り返ししてくれない場合でも、0800で始まる電話番号だと折り返してもらえる可能性があります。すぐに連絡を取れることで業務がスムーズに進むでしょう。

 

覚えやすい電話番号にできる

電話番号を新規で取得する際は、ある程度は選ぶことができます。そのため、覚えやすい番号にしたり、企業名やサービス名などの語呂合わせにしたりする企業も多いです。

しかし、0120で始まる電話番号や固定電話の番号だと既に使用されている番号が多いため、選択の自由度はあまり高くありません。選ぼうとしていた番号が既に使われているケースがよくあります。

その点、0800で始まる電話番号が着信課金電話番号に使われるようになったのは、0120で始まる電話番号よりも後のことです。まだ未割り当ての番号が多く、好きな番号を取得しやすい傾向にあります。0120で始まる電話番号では取得できなかった番号でも、0800で始まる電話番号なら取得できるかもしれません。

 

0800電話番号を取得する主な方法

0800番号は、多くの企業にとって重要な顧客接点となります。この番号を取得するには、主に二つの方法があります。一つは、フリーダイヤルサービスを提供している通信事業者と直接契約する方法、もう一つは、クラウドPBXを利用する方法です。どちらの方法も、それぞれに特徴があり、事業の規模や目的に応じて最適な選択肢が変わってきます。

 

通信事業者との直接契約

NTTコミュニケーションズをはじめとする大手通信事業者は、0800や0120で始まるフリーダイヤルサービスを提供しています。この方法で番号を取得する場合、多くはすでに契約している固定電話番号に0800番号を紐づける形で利用を開始します。初期費用や月額基本料に加え、かかってきた電話の通話料が課金される仕組みです。通話料は地域ごとに異なる料金設定となっている場合があり、事前の確認が不可欠となります。また、開通までに数日かかることがあります。

 

クラウドPBXの活用

近年、リモートワークの普及に伴い、インターネット回線を利用したクラウドPBXサービスが注目を集めています。クラウドPBXサービスでは、既存の電話回線がなくても、パソコンやスマートフォンに専用アプリをインストールするだけで0800番号の取得と利用が可能です。このサービスを利用すれば、固定電話を設置する必要がなく、場所を選ばずに0800番号宛ての着信に対応することができます。

クラウドPBXは、番号の取得から利用開始までの手続きが比較的簡便で、最短で数営業日で開通するサービスもあります。また、自動応答(IVR)機能や通話録音、顧客管理といった業務効率化に役立つ機能が多数含まれている点も大きなメリットです。複数のベンダーがサービスを提供しており、それぞれのプランや機能、料金体系を比較検討することで、自社のニーズに合った最適なサービスを見つけられます。

どちらの方法を選ぶにしても、事前に利用したい番号がすでに使われていないか、そして自身の事業に合った料金プランは何かをしっかりと比較することが重要です。適切な番号を取得し、有効に活用することで、事業の信頼性向上や顧客満足度の向上につなげることが可能となります。

 

0800で始まる電話番号は迷惑電話と思われるリスクがある?

0800で始まる電話番号にはさまざまなメリットがありますが、取引先や顧客に0800で始まる電話番号で発信した場合、迷惑電話がかかってきたと考える人も一定数いるようです。

なぜ迷惑電話だと思われてしまうのか、主な理由は次のとおりです。

 

・実際にしつこい営業電話や悪質な迷惑電話に使われたケースがある

・携帯電話の番号(080)と見間違えてしまい、見知らぬ携帯電話からの電話と誤解する

・着信課金番号であることの認知度が低い

 

これらのリスクを防ぐためには、以下のような対策が有効です。

 

・メールやWebサイトなどで、0800で始まる電話番号から連絡することがあると伝えておく

・番号をWebで検索した際に自社の情報が表示されるようにする

・電話に出てもらえた際にはっきりと名乗ったうえで、簡潔に用件を伝える

 

これらの対策を施すことで迷惑電話と誤解されるリスクを減らし、0800で始まる電話番号を効果的に活用しましょう。

 

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まとめ

0800で始まる電話番号に発信した側には通話料金は発生しません。0800で始まる電話番号を契約している企業が受電した電話の通話料金を負担する仕組みです。

主に企業が注文の受付やお客様相談室などで0800で始まる電話番号を利用しています。顧客の金銭的負担がないため、問い合わせ件数が増えやすく、折り返しもしてもらいやすいのがメリットです。

一部の人は0800で始まる電話番号を不審に感じる場合もありますが、事前に対策を施すことでそのようなリスクも軽減することができるでしょう。

0800で始まる電話番号なら、0120で始まる電話番号と比べて希望の電話番号を取得できる可能性が高いため、今のうちに取得を検討してみてはいかがでしょうか。