フリーダイヤルの料金の仕組みは?安くフリーダイヤルを導入するには

2020年10月28日着信課金電話番号(フリーダイヤル)

フリーダイヤルはNTTが1985年から開始したサービスで、通話料を着信側が負担することで顧客に問合せ窓口などへ気軽に電話してもらえるようになります。当初は0120から始まる10桁の電話番号でサービスを提供していましたが、利用者数が増えたために0800で始まる11桁の電話番号が追加されました。その後は他社もフリーダイヤルビジネスに参入し、利用しやすい身近なサービスとなりました。

しかし、通常フリーダイヤルは固定電話でしか発信できないといったデメリットがあります。そのため、テレワーク化を推進したい企業にとってフリーダイヤルを使った電話業務の取り扱いは大きな課題であり、テレワーク化が進まない要因になっているケースもあるでしょう。

この記事ではフリーダイヤルの料金の仕組み、フリーダイヤルの運用を柔軟にするクラウドPBXについてご紹介します。

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フリーダイヤルの料金の仕組み

ここではフリーダイヤルの料金の仕組みについてご紹介します。

フリーダイヤルを発着信する際の通話料

フリーダイヤルは発信する側には通話料が発生せず、着信した側に通話料が発生します。フリーダイヤルを着信する際の通話料は時間帯と距離によって異なります。また、発信する端末が固定端末、携帯電話(スマホ)、公衆電話かによっても通話料が異なります。例えば、午前8時から午後7時の間に固定端末から着信する場合の通話料は以下のとおりです。

 

◎県内の通話
市内:180秒ごとに8.925円
隣接・20kmまで:90秒ごとに21円
60Km:は60秒ごとに31.5円
60Km超:45秒ごとに42円

 

◎他県との通話
隣接・20kmまで:90秒ごとに21円
30kmまで:60秒ごとに31.5円
60Kmまで:45秒ごとに42円
100kmまで:30秒ごとに63円
100km超:22.5秒ごとに84円

 

スマホからの電話であった場合は全国一律で14秒ごとに136.5円です。なお、これらの料金は夜間(午後7時から午後11時の間)、深夜・早朝(午後11時から午後8時の間)および土・日・祝の昼間は割り増しされます。

また、通話料金とは別に、フリーダイヤル基本サービス料金がフリーダイヤル番号ごとに2,200円、契約回線数ごとに1,100円、サービス番号設定工事費がフリーダイヤル番号ごとに1,100円、着信電話番号設定工事費が着信先電話番号ごとに1,100円かかります。

フリーダイヤルを転送すると料金はさらに増える

電話の転送サービスを契約すると、フリーダイヤルにかかってきた電話を別の固定電話かスマートフォン・携帯電話に転送することができます。しかし、転送元から転送先に電話を掛けていることと同じであるため、転送元に通話料が発生します。

ここでは体表的なサービスである、NTTのボイスワープについて、具体的な料金をご紹介しましょう。料金は固定電話からの着信は3分ごとに区域内は8.5円、隣接・20km以内は20円、60kmまでは40円、100kmまでは60円、100km超は80円、携帯電話からの着信は1分ごとに43円かかります。また、通話料とは別に月額使用料が550円、工事費が2,200円かかります。

フリーダイヤルと転送サービスの両方を利用する場合、二重に通話料がかかり、特に電話を受けることが多い企業では大きなコストに繋がってしまいます

フリーダイヤルを安く導入するならクラウドPBXを活用しよう

ここでは電話転送サービスを用いなくても、オフィスの電話以外でフリーダイヤルを発着信できるク「ラウドPBX」についてご紹介します。

クラウドPBXとは

クラウドPBXとは、従来は構内に設置していたPBX(Private Branch eXchange:構内交換機)をインターネット上でクラウド化したものです。

従来のPBXはオフィスに設置したハードウェアを使い、外線を内線電話に繋いだり、内線電話同士を繋げたりするものです。仕組みとしては、まず着信の場合は外線電話がPBXに着信し、そこから内線で繋がっている各電話機に着信が振り分けられて通知されます。発信の場合はPBXを経由して外線に繋ぎ、どの内線から発信しても着信側には同一の電話番号が表示されるようになっています。

PBXを使用するには専用の機器を購入もしくはレンタルする必要があり、用意した機器を拠点ごとに設置して運用・管理をしなくてはなりません。また、内線の増減やオフィス内のレイアウトを変更する場合には、業者に頼んで工事をしてもらう必要があります。

 

一方、クラウドPBXはPBXをクラウド化したもので、オフィス内にハードウェアを設置することなく利用できます。PBXがインターネット上にあるので、従来のPBXでは拠点ごとに個別に導入が必要だったところ、インターネットに繋がっていれば同じクラウドPBXを使用して拠点間を内線化することができるのです。さらに、外出先でもスマホでも会社の電話番号を使った発着信が可能となり、社内にいるのと同じように電話対応が可能です。

転送しなくてもスマホや携帯でフリーダイヤルを使用できる

クラウドPBXを使えば、どこにいても0120や0800のフリーダイヤル番号で着信できます。

固定電話で着信・転送することなく、会社宛にかかってきた電話を外出先で直接受け取ることができます。なお、転送ではないので転送の際に発生する通話料は一切掛かりません。フリーダイヤルの着信に掛かる通話料のみです。

フリーダイヤルにかかる料金をカットする以外のクラウドPBXのメリット

クラウドPBXはフリーダイヤルにかかる料金をカットする以外にもさまざまなメリットがあります。

 

まず、ビジネスフォンの購入費用がかかりません。ビジネスフォンは導入するのに数十万円かかり、オフィスが移転した場合には移設工事に数万円かかります。さらに、社員が増えたら追加の購入と工事に数万円かかるため、運用にコストがかかってしまうのです。クラウドPBXでは個人のスマホやパソコンを使って会社の電話番号の発着信が可能になるため、社員が増えた場合でもスマホやパソコンにアプリケーションをインストールするだけ準備は完了です。電話の環境を整えるために多大なコストを掛ける必要がありません。

 

また、通常はスマホから電話を発信する場合はスマホの電話番号が相手に表示されてしまいますが、クラウドPBXであれば代表電話番号が通知されるため、相手に不審がられることなくスムーズにやりとりができます。この機能は、フリーダイヤルでも同様です。社外でもスマホからフリーダイヤルの番号で発信できるため、フリーダイヤルへの問い合わせに対して折り返しが必要な場合でも社外で対応可能となります。

フリーダイヤルではなくフリーボイスを導入するという手段もある

0120や0800で始まる番号は一般的に着信課金電話番号と呼ばれ、「フリーダイヤル」は一般名称ではありません。「フリーダイヤル」はNTTの着信課金型電話サービスのことを指し、NTT以外の企業が提供する着信課金型電話サービスにはそれぞれ別の名前があります。

その中でも楽天コミュニケーションズが提供する「フリーボイス」は、フリーダイヤルよりも安く着信課金型電話サービスを利用することができます。フリーダイヤルの平日昼間の3分間の通話料は、市内で8.5円、県外市外で20~40円、県外で20~80円、携帯電話では130円と設定されていますが、フリーボイスでは市内・県外市外・県外は8円、携帯電話は51円と、圧倒的な安さとなっています。

フリーボイスはナンバーポータビリティに対応しているため、すでに着信課金型電話サービスを利用している企業は、現在の番号のままフリーボイスに乗り換えることが可能です。クラウドPBXを導入するだけでなく、同時にフリーボイスへの変更を行うことで、さらにお得になります

フリーダイヤル対応のクラウドPBX「ナイセンクラウド」

クラウドPBXはさまざまなサービスが展開されていますが、ここでは弊社が提供する「ナイセンクラウド」をご紹介します。ナイセンクラウドは導入企業が2,000社以上で、上場企業から個人事業主まで幅広い企業に選ばれているクラウドPBXです。

 

従来のビジネスフォンおよびPBXはオフィス内の回線でしか電話を取り次ぐことができず、装置やビジネスフォンを導入するのにコストがかかり、設定変更のたびに工事会社に依頼しなければならなりませんでした。しかし、ナイセンクラウドはビジネスフォンやPBXといった機材の導入や設置・配線工事などが不要なので、新規の起業や拠点設立の際には最短で即日開通が可能です。

また、ナイセンクラウドは企業の拠点間の電話を内線化して1つの電話番号を各支店間で共有し、電話業務を効率化します。そのため、海外と日本の拠点間であっても内線通話は無料、電話の転送費用もかかりません。外線についても、海外から日本にかける電話も日本国内の電話番号を使用するので大幅なコストダウンが実現します。

スマホやパソコンに、ナイセンクラウド用の無料アプリケーションをインストールするだけで、設定変更もユーザーがWeb上で簡単に行えます。また、SIPに対応したIP電話機でも利用可能です。

ナイセンクラウドが使用できる電話番号

ナイセンクラウドが使用できる電話番号は、フリーダイヤルの0120、0800の他、東京03、大阪06を始め、北海道011から沖縄098などの全国の固定電話局番非地域型の050が使用可能です。新規電話番号でも既存電話番号でも対応しています。

世界中どこでも代表番号で発着信できるので、在宅勤務でもフリーダイヤルや会社の固定電話の番号で発着信が可能です。

フリーダイヤルを利用中でナイセンクラウドを導入される場合は、フリーボイスへ切り替えて導入されるユーザー様が多く、「フリーボイス+ナイセンクラウド」で費用を大幅にカットされています。

ナイセンクラウドが使用できる回線種類

ナイセンクラウドが使用できる回線は、NTTの既存電話回線・地域電話回線の他、Rakuten(旧Fusion)回線、KDDI回線(分・秒課金)、NURO回線が使用できます。

回線の使用申し込みはそれぞれの回線を提供している会社にメール、ファックス、電話または郵送で申し込みを行います。電話開通手続きを行った後にIDとパスワードを発行してもらい、ナイセンクラウドの管理画面で設定のうえ、使用する端末の設定をすることで使用可能になります。

その他の回線でも利用可能な場合がありますので、気になる場合は事前にお問い合わせください。

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ナイセンクラウドの便利な機能

ナイセンクラウドは、電話着信時に設定がされている複数の電話機、パソコン、スマホを一斉に呼び出すことができます。この際、特定の端末のみを呼び出す設定をすることも可能です。この機能によってスピーディーで抜け漏れのない電話対応が実現します。

また、留守番電話機能として、かかってきた電話を取れなかった場合に相手が留守番電話に残した音声をMP3形式でメールに添付して送信する機能があり、留守番電話センターなどに接続することなく確認できます。

さらに、時間帯や曜日、着信番号に応じて詳細な着信ルールの設定やアナウンスの設定が可能です。例えば定休日は終日、平日の営業時間外はその旨を録音したアナウンスを流したり、特定の電話番号から着信が来た場合には特定の内線だけを呼び出したりといった対応ができます。

加えて、いつ、誰が、何分話したかなどの通話履歴をWeb上で見える化します。受け取れなかった電話がある場合もWeb上で確認できるのでスムーズな対応が可能です。その他にもオプションで通話の録音、通話モニタリング・ウィスパリング、電話会議も実施できます。

 

1分でナイセンクラウドについて分かる動画を用意しましたので、ぜひご覧ください。

ナイセンクラウドの料金・プラン

ナイセンクラウドの料金はライト、ペア、プロの3つのプランに分かれています。

ライトプランは1人で運営している個人事業主の人向けのプランです。1人向けなので内線機能はありませんが、外出先で固定電話を使用したい、オプション機能を使いたい人に向いています。初期費用は10,000円で月額費用は2,000円です。

ペアプランは1、2人で運営している小規模事業者の人向けのプランで、スタートアップ企業での利用に向いています。内線を2つまで利用できて、会社の固定電話にかかって来た着信をスマホもしくはパソコンで受電することができます。初期費用は10,000円で月額費用は5,000円です。

プロプランは中規模以上の事業者向けのプランです。内線を5つ以上利用でき、ナイセンクラウドの機能を存分に使いたい企業に向いています。初期費用と月額費用は各10,000円です。内線を5つ以上設ける場合は追加内線1つにつき1,000円掛かりますが、内線数が30以上の場合は5%割引、内線100以上の場合は10%割引、内線200以上の場合は20%割引が適用されます。

 

サービスサイトでは、ナイセンクラウドの料金・プラン、機能、事例など詳しく紹介しています。ぜひご覧ください。

>>ナイセンクラウドの詳細をチェック!<<

クラウドPBXで料金を抑えてフリーダイヤルを活用しよう

クラウドPBXは配線工事が必要ないため素早い導入が可能です。0120などのフリーダイヤル局番をすぐに設置したい場合でも申し込みから5日程度で開通可能なうえに、手持ちのスマホにアプリケーションをインストールするか、SIP対応の固定電話機を購入してアカウント情報を設定してLANケーブルに繋げば準備完了です。すでにフリーダイヤルを持っている場合でもそのまま利用できます。料金を抑えてフリーダイヤルを活用したい方は、クラウドPBXの導入をご検討ください。