104電話番号は「番号案内サービス」使い方や利用料金は?

お知らせ・その他

一般的な電話番号は10桁または11桁ですが、特定のサービスに接続するための3桁番号も存在します。104はそのひとつです。

この記事では、104番号が提供するサービス内容、利用方法、料金について詳しく解説します。

 


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104電話番号とは?

104電話番号は「番号案内サービス」に接続するための電話番号です。「3桁番号サービス」の一種で、市外局番などはなく、全国どこからでも「104」の3桁だけで電話をかけられます。

番号案内サービスは、特定の企業や個人宅などの電話番号をオペレーターが案内するサービスです。1890年にサービスの提供が開始され、非常に長い歴史を持ちます。現在はインターネットの普及により利用者が少なくなりましたが、かつては広く利用されていました。

 

その他の主な「3桁番号サービス」

104電話番号以外にもさまざまな「3桁番号サービス」が存在します。

なかでも広く知られているのが110番や119番です。事件・事故を警察に通報する場合は110番、救急車や消防車を呼ぶ場合は119番にかけます。

118番も認知度の高い番号で、海上保安庁へつながります。海上での緊急事態発生時に使用され、110・119と並び「緊急通報用番号」に分類されます。

他に117番や115番なども比較的認知度の高い「3桁番号サービス」です。117番は時報サービスで、現在の正確な時刻が音声で伝えられます。115番は電報を打つ際に利用する番号です。

このほかにも、災害用伝言ダイヤル171、消費者ホットライン188、児童相談所虐待対応ダイヤル189なども3桁番号サービスの一部です。

 

104電話番号は2026年3月末にサービス終了予定

現在も利用可能な104電話番号ですが、2026年3月31日をもってサービスの終了が予定されています。主な理由は、利用者の減少とスマートフォンの普及によるものです。

スマホの普及により104の利用者は減少しており、さらに固定電話の利用者自体も減っていることから、長年続いた104サービスはその役目を終えることとなりました。

また、104電話番号のサービス終了に伴って、「タウンページ」の提供も終了予定です。104電話番号と同様に利用者が減少しているのに加え、紙資源の消費量を削減する狙いもあります。一方で、インターネット上で提供されている「iタウンページ」は引き続き利用可能です。

現在も電話機のそばにタウンページを置いているところはまだあるかもしれませんが、そうした光景もまもなく過去のものとなるでしょう。

 

104電話番号の使い方

104電話番号を利用する際の手順について見ていきましょう。

 

事前準備

104電話番号を利用する際には、電話が非通知設定になっていないかどうかを確認しておきましょう。非通知設定のままでは利用できないため、解除しておく必要があります。なお、非通知設定でも「186」を先頭に付けてから104をダイヤルすれば利用可能です。

また、あらかじめ案内を希望する相手の名前や住所を確認し、メモを用意しておくとスムーズに利用できます。

 

104電話番号にかけてからの手順

104電話番号に発信するとオペレーターにつながるため、電話番号を案内してもらいたい相手の氏名や企業名などを伝えましょう。同姓同名の人がいる場合もあるため、住所も伝える必要があります。番地まで分からなくても対応できる場合もありますが、市区町村に加えて町名まで分からないと案内できない場合があるため、できるだけ正確な情報を準備することが大切です。

オペレーターが相手を特定できたら電話番号を伝えてもらえるため、忘れずにメモしておきましょう。

なお、番号案内サービスで案内してもらえるのは、電話帳に登録されている番号、もしくは事前に案内を申し込んだ番号に限られます。それ以外の番号は案内できません。

最近では、固定電話を使用していない一般家庭や企業も増えており、固定電話があっても電話帳登録していない場合もあります。ただし、案内できなかった場合は料金が発生しないため、安心して利用できます。

 

104電話番号の利用料金

104電話番号の利用料金は、発信する電話の種類や1ヶ月間の利用回数、時間帯によって異なります。以下に種別ごとの料金をまとめます。

 

固定電話の場合

午前8時から午後11時までの時間帯に、月に1回利用するのであれば66円です。同じ時間帯で月に2回以上利用する場合には、最初の1回は66円ですが、2回目以降に関しては99円です。

例えば4回利用した場合には、最初の1回だけ66円で残り3回がそれぞれ99円のため合計363円かかります。

また、午後11時から午前8時までの時間帯に利用する場合には、1ヶ月の利用回数にかかわらず1回あたり165円です。

 

携帯電話の場合

携帯電話の場合には通信会社によって利用の可否や料金が異なります。

一例を挙げるとドコモの場合、1回あたり440円です。auとソフトバンクは220円で利用できます。ただし、ソフトバンクは2025年10月1日から440円に改定される予定です。

いずれも一律の料金設定で時間帯や月の利用回数などで変わることはありません。

また、格安SIMからの発信では、利用できない場合があります。

 

公衆電話の場合

104電話番号の番号案内サービスは、公衆電話からも利用できます。以前までは料金が発生していましたが、現在は無料で使うことができます。

 

ふれあい案内(無料番号案内)とは

ふれあい案内は、障害者向けに提供されている無料の番号案内サービスで、事前登録によって利用可能になります。

事前登録の際には、ふれあい案内事務局に電話かFAXで連絡して申込書を取り寄せましょう。必要事項を記入し障害者手帳のコピーを添えて返送すると、登録ができます。受理された後は内容の確認などが行われて、利用開始時期などの通知が郵送で行われます。

利用開始日以降は、104番に電話をかけることでふれあい案内を利用できます。オペレーターが電話に出たら、ふれあい案内を利用したい旨を伝えましょう。ふれあい案内登録番号や暗証番号などを尋ねられ、回答してからサービスを利用するという手順です。サービスの内容は通常の番号案内サービスと同様です。相手の氏名や住所を伝えると、電話番号を案内してもらえます。

また、ふれあい案内はFAXでも利用可能です。ふれあい案内を利用したい旨と必要な情報を記載して送信すると、対象の電話番号が書かれた返信が届きます。

 

まとめ

104電話番号は3桁番号サービスの一種で全国どの地域からも104とダイヤルするだけで利用できます。個人や企業の電話番号を有料で案内してもらえます。

明治時代からある非常に歴史の長いサービスですが、2026年3月31日でサービス終了が予定されています。サービス終了前に電話番号を調べる機会があれば、一度試してみるとよいでしょう。