フリーダイヤルには種類がある?種類ごとの特徴・強み

着信課金電話番号(フリーダイヤル)

新規オフィスの立ち上げやオフィスの移転などの際、フリーダイヤルの取得を検討することもあるのではないでしょうか。ところで、電話をかける側ではなく、電話を受ける側が料金を負担するサービス全般のことを「フリーダイヤル」と呼ぶと多くの人が認識していますが、正確にはこうしたサービス全般は「着信課金番号サービス」と呼びます。フリーダイヤルはその着信課金番号サービスの1つです。では、フリーダイヤル以外にどのような着信課金番号サービスがあるのでしょうか。この記事では、一般にフリーダイヤルと呼ばれるこのようなサービスに、どのような種類があるのか、それぞれの特徴や強みをご紹介します。

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フリーダイヤルの種類

フリーダイヤルのようなサービスは1種類だけではありません。そもそもフリーダイヤル、つまり、着信課金番号サービスとは何なのか、フリーダイヤル以外にどのようなサービスがあるのかを詳しく見ていきましょう。

そもそもフリーダイヤルとは?

冒頭でお伝えしたように、フリーダイヤルのようなサービスは正確には「着信課金番号サービス」と言います。一方、「フリーダイヤル」という名称は、NTTコミュニケーションズ社の登録商標です。同社のサービスが他社に先駆けていち早く普及したことで、今でも着信課金番号サービス全般をフリーダイヤルと呼ぶ人が多く存在します。

 

NTTコミュニケーションズ社が提供するフリーダイヤルは「0120」から始まる番号が有名ですが、「0120」から始まる電話番号すべてが同社のサービスとは限りませんし、また、フリーダイヤルには「0120」以外に「0800」から始まる番号もあります。いずれにせよ、これらの数字から始まる番号に電話をかけると、通常の場合と異なり、着信者が通話料金を負担するというのが共通点です。

なお、フリーダイヤルのような着信課金番号サービスは、「0120」のような番号に専用回線があるわけではありません。「03」や「06」などの市外局番から始まる普通の電話番号の回線に、「0120」などの着信課金番号サービスで使用する番号を紐付けているだけです。つまり、着信課金番号サービスを利用するには、その前提として電話回線と番号を用意しなければなりません。

着信課金番号ごとの特徴・強み

着信課金番号サービスという言葉よりも「フリーダイヤル」という名前の方が知られているほど、この分野ではNTTコミュニケーションズ社の勢力が強いのですが、それ以外の通信事業者もたくさん参入しています。それぞれのサービスの特徴を確認しておきましょう。

フリーダイヤルの特徴・強み

先ほどからお伝えしているように、フリーダイヤルはNTTコミュニケーションズ社の登録商標です。登録されたのは1989年ですが、サービス開始はさらに前、1985年までさかのぼります。当初はNTTのサービスとして誕生し、1999年に現在のNTTコミュニケーションズ社に継承された形です。

これだけ長きにわたってサービスを提供していますので、着信課金番号サービスというとフリーダイヤルというほど高い知名度を獲得しています。そのため、電話を受ける側は「0120」の着信を見ると、正体不明の相手ではなく、それなりにちゃんとした企業からだろうと安心するのです。この信頼性が高さがフリーダイヤルの強みでしょう。

フリーコールの特徴・強み

「フリーコール」とはKDDI株式会社の着信課金番号サービスです。同社では、「フリーコールS」と「フリーコールDX」の2種類のサービスを提供しています。

「フリーコールS」とは、機能をシンプルにして費用を抑えたリーズナブルなサービスです。自社のニーズを満たすのに必要な機能があるか事前に確認しておく必要がありますが、月額費用を抑えるのにおすすめできます。

「フリーコールDX」は「フリーコールS」よりも費用はかかりますが、さまざまな機能を搭載しています。番号ポータビリティのように、現在の「0120」からの番号をそのまま利用できるのが魅力です。

必要な機能に応じて費用の異なるプランを選ぶことができるのがフリーコールの特徴です。

フリーコールスーパーの特徴・強み

ソフトバンク社の着信課金番号サービスが「フリーコールスーパー」です。料金設定が全国一律で、覚えやすい番号を設定できたり、通話中に転送できたりといったオプションがあります。また、サポートデスクが365日24時間体制なのもポイントです。料金設定が分かりやすいというのは利用者にとってメリットです。

フリーボイスの特徴・強み

「フリーボイス」は楽天コミュニケーションズ社の着信課金番号サービスです。フリーダイヤルより格安のサービスを目指して誕生しました。フリーダイヤルと同等のサービスでありながら料金は安く、そのため、フリーダイヤルからの乗り換え客も増えています。基本料金・通話料ともに、フリーダイヤルより安価な料金を実現しているのが大きな強みです。

フリーアクセス・ひかりワイドの特徴・強み

NTT東日本・西日本の提供する着信課金番号サービスが「フリーアクセス・ひかりワイド」です。フリーダイヤルと異なり、携帯電話やPHSからの着信にも対応しています。都道府県や料金区域などの地域単位で発信指定ができたり、携帯電話やPHSから着信できないように設定できたりなどのサービスもあります。

フリーダイヤル?フリーボイス?着信課金番号サービスの選び方

フリーダイヤル以外にも各社から様々な種類の着信課金番号サービスが提供されていますが、それでは、何を基準にサービスを選べばよいのでしょうか。

基本料と通話料の安さで選ぶ

知名度が高いのはフリーダイヤルですが、フリーダイヤルよりも安い料金を実現している着信課金番号サービスがあります。たとえば、先ほど少し触れた楽天コミュニケーションズ社の提供するフリーボイスがそうです。

フリーボイスでは、フリーダイヤルと同じく「0120」や「0800」からの電話番号が利用できるうえ、基本料金が800円とフリーダイヤルの1,000円より安い値段を実現しています。さらに、通話料金も安く、フリーダイヤルより最大で90%もお得です。それでいて、フリーダイヤルと機能に違いはありませんから、費用の安さで選ぶならフリーボイスに軍配が上がります

 

他社のサービスにもフリーボイスと同じように料金面に工夫が見られるものがありますので、安さを重視する時はフリーダイヤル一択で決めてしまわず、各社の料金をよく比較して決めることをおすすめします

使用中の電話回線との相性で選ぶ

着信課金番号サービスには、「0120」専用の電話回線があるわけではないことを先にお伝えしました。つまり、既存の電話回線に着信課金番号サービスを紐付けて使用する仕組みです。よって、着信課金番号サービスを選ぶ時には、現在設置している電話回線との相性も考えなければなりません。

たとえば、KDDIの電話回線を使っているのに、着信課金番号サービスはフリーダイヤルを利用したいなどというように、電話回線を提供する会社と着信課金番号サービスを提供する会社が違っている場合は契約できないことがあります。その際は、フリーダイヤルをはじめ着信課金番号サービスではナンバーポータビリティを利用できますので、事業者を変更して対応することも検討してみましょう。

フリーダイヤルの導入の際に一緒に検討すべき「クラウドPBX」とは?

フリーダイヤルを始めとした着信課金番号サービスは、発信者に通話料を負担させない、消費者側にとって便利なサービスですが、契約者である企業にとっては費用面でのデメリットがあります。発信者からの距離や着信した時間帯によって通話料が異なりますし、発信者の電話が固定電話なのか携帯電話なのかによっても異なります。

また、着信課金番号サービスでかかってきた着信を携帯電話などの別の端末に転送するには転送サービスを利用することになりますが、そのサービスの利用料や転送時の通話料も発生します。つまり、着信課金番号サービスと転送サービスを同時に利用すると、費用の負担もそれだけ大きくなってしまうのです。

着信課金番号サービスを利用する場合、着信が多い企業ほどコストがかさんでしまうこのデメリットを解消するのにおすすめなのが、「クラウドPBX」です。

クラウドPBXとは?

クラウドPBXを説明する前に、まずPBXとは何なのかを確認しておきましょう。

PBXとは「Private Branch eXchange」の略で、日本語では「構内交換機」と言います。オフィスに設置して内線電話同士をつないだり、外線電話を内線電話につないだりするための装置です。その具体的な仕組みは、外からの着信の場合、まずPBXに外線を着信し、そこから社内の内線に接続される各電話機に振り分けて着信を通知するようになっています。こちらから発信する場合は逆に、社内で接続される各電話機からの発信をすべてPBX経由で外線につなげるという仕組みです。そのため、PBXにつながる内線電話なら、どこからかけても同じ電話番号で着信側につながるようになっています。

 

これがPBXの仕組みですが、通常のPBXは物理的な機器ですので、設置するには専用機器を購入したりレンタルしたりする必要があるだけでなく、各拠点に機器を設置して運用していく必要があります。内線を増やすにはその都度工事が必要ですし、オフィスのレイアウトを変更するのも一苦労です。また同一オフィス内であれば複数端末を内線でつなげることができますが、別のオフィスの端末とはつなげることができません。このように、従来のPBXは手間もコストもかかるのがデメリットでした。

そのデメリットを克服したのがクラウドPBXです。文字通り、PBXのクラウドサービスですので、物理的な機器が必要ありません。ネットに接続できる環境なら、一つのクラウドPBXで複数拠点を内線化することが可能です。また、スマホでも会社の電話番号で発着信できるため、社外にいても社内と同じような感覚で電話対応ができるようになります。

なぜフリーダイヤルとクラウドPBXを併用すべきなのか?

フリーダイヤルなどの着信課金番号サービスを導入する際は、ぜひクラウドPBXも併せて導入しましょう。先ほども述べたように、着信課金番号サービスの場合、社内で受けた電話を外出先に取り次ぐには費用が発生する転送サービスを利用するしかありませんでした。ところが、クラウドPBXがあれば、そもそも転送する必要がなく、外出先のスマホでも直接着信を受けることができるようになるのです。コストは着信課金番号サービスで着信した時の通話料だけですので、クラウドPBXを導入しておけば、よりコストダウンが期待できます。

 

さらに、今まで外出中の社員や他の拠点との連絡は外線で電話しなければいけませんでしたが、クラウドPBXであれば内線で電話が可能になるため、通話料を大幅にコストカットできます。とくに海外出張の多い企業や海外支社のある企業では国際電話による通話料が大きな負担となっていますが、クラウドPBXを導入することで内線通話に切り替えることができます。内線以外にも、海外から顧客へ発信する際に日本支社の電話番号を使って国内通話として発信が可能になるため、ここでも通話料を削減できます。実際クラウドPBXを導入して年間300万円も掛かっていた国際電話通話料を、100万円以下にまで下げることができた事例もあります。

リーダイヤルが利用できるクラウドPBX「ナイセンクラウド」

各社が独自のクラウドPBXを展開していますが、その数あるサービスの中からおすすめしたいのが弊社の「ナイセンクラウド」です。

ナイセンクラウドは、個人事業主から上場企業まで2,000社以上に導入されてきたサービスです。従来のPBXと比べて導入にかかる手間やコストが大幅に削減できるのが特徴で、しかも、最短なら即日開通というスピードが支持されてきました。パソコンやスマホにアプリをインストールすればすぐに利用できます。

そんなナイセンクラウドの便利な機能を以下にご紹介します。

ナイセンクラウドの機能

次の動画にナイセンクラウドの機能についてまとめています。すぐに終わる1分の動画ですので、ぜひご覧ください。

ナイセンクラウドは、着信設定をしているパソコンやスマホなどの端末において、すべての端末で着信させたり、特定の端末だけを呼び出したりと柔軟な着信設定が可能です。そのため、企業規模によらず、その企業の環境に合わせた抜けや漏れのないスピーディーな電話対応を実現できます

また、着信番号や着信日時によって着信ルールを詳細に設定できるのも大きな特徴です。営業時間外は通常、その旨のアナウンスを流す設定にしておき、特定の番号から着信があれば特定の内線のみに呼び出しを行うなどということができるようになります。

さらに留守番電話メッセージをMP3形式でメール添付できる機能や非通知・特定番号からの着信をブロックする機能、電話履歴の確認機能など、便利な機能が標準装備されています。コールセンターなどで役立つ自動通話録音、IVR・音声ガイダンス機能などのオプションも用意しておりますので、様々な状況に対応することができます。

ナイセンクラウドの料金プラン

ナイセンクラウドには、「ライト」「ペア」「プロ」という3種類のプランがあり、機能も料金もそれぞれ異なります。個人事業主向けの「ライト」、1~2人で運営する小規模事業者向けの「ペア」、中規模クラスの事業者向けの「プロ」というのが大まかな違いですが、詳しくは直接お問い合わせください。必要事項の入力だけで見積もりをお伝えする自動見積もりと、詳細なご相談が可能な個別見積もりを用意しています。

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種類によるフリーダイヤルの違いを理解して最適なサービスを導入しましょう

着信課金番号サービスをまとめてフリーダイヤルと呼んでいる人が多くいますが、種類があり、それぞれ特徴・強みがあることをお伝えしました。サービスごとに料金も機能も異なります。サービス導入を検討する際は、それぞれの違いをよく比較して導入するサービスを決めましょう。また、フリーダイヤルやその他の種類の着信課金番号サービスを導入する際は、一緒にクラウドPBXの導入もご検討ください。ただ着信課金番号サービスを導入するよりも、コストを抑えた電話の利用が可能です。コストを削減しながら業務効率を改善できる施策の1つとして、ナイセンクラウドの導入をぜひご検討ください。